フライパンはつくづく鉄に限るな思ったのでツラツラと書いてみます。
この記事は、これからフライパンを買い換えようかな?という人や、引っ越ししたてでフライパンがないという人。
次はどんなの買おうかな?と、迷っている人のために紹介します。
結論からいうと、毎日使うものは「何でもいいや」じゃなくて、ちゃんとこだわって買ったほうがいいですよ。
とくに、自炊慣れしている人、普段からちゃんと料理をする人ですね。
毎日使う道具は良いモノのほうがモチベーションが上がりますし、楽しいですよ。
僕は独身の時からずっと自炊(10年以上)をしていて、道具にはこだわらない方でしたが、結婚して妻と暮らすようになって考えが変わりました。
やはり、人のために作るのと自分のために作るのとでは違いますね。
というわけで、僕が現在使っているフライパンの素材は鉄です。
鉄フライパンです。

KEYUCAのRunoというシリーズを使っています。
フライパンの大きさは直径26cmです。
あと、同シリーズの玉子焼器も使っています。
僕が鉄製のフライパンを買おうと思った理由
鉄製のフライパンを買う以前は、テフロン(フッ素加工)のフライパンを使っていました。
「くっつかない」とか「焦げ付かない」とかのキャッチコピーで売っている、よくあるフライパンです。
確かにお肉を焼いてもくっつかないし、焦げ付かないのが利点です。
本当の初心者の方・自炊始めたての人にはテフロン(フッ素加工)のフライパンはオススメです。
だってくっつかないから。
あと、どこでも売っているから。
安物ならスーパーでも売ってるくらいですから、それに最初はフツーに使えます。
これから、紹介していく鉄フライパンと、どう違うのかという事がよく分かると思うので、最初はテフロン(フッ素加工)のフライパンを使ってみるのも良いと思います。
ですが、テフロン(フッ素加工)の特徴である「くっつきにくさ」は毎日使っていると2〜3年で大体ダメになります。
というのも、テフロン(フッ素加工)などのコーティング系フライパンは弱点がイロイロあって。
- 強火がダメ
- 空焚き絶対にダメ
- ヘラ(フライ返しとか)でこするのダメ
- 急激な温度変化がダメ
いやあ、強火にするでしょう、空焚きもたまーにやっちゃうよ、フライ返し使えないの?
あと、油が飛び散るので、知っている人はあんまりやらないと思いますが、使い終わったフライパンをいきなり水で洗うのもダメです。
どういう事かというと、表面にコーティングされた層がこの手のフライパンの特徴であり、最大の弱点だからです。
というわけで個人的な統計ですが、コーティング系フライパンは大体2〜3年で買い換える運命ですね。
「最近、くっつくなぁ、料理がヘタになったのかな?」と思っている方、あなたの腕が落ちたんじゃ、ないかも。
フライパンのせいかもしれません。
なので、僕はダメになる度、あるいは引っ越す度に使っていたフライパンを捨ててきました。
僕が買ってきたのは安物だったので捨てるのにも抵抗がありません。
あと、正しい使い方(空焚きをしないとかetc)をしていれば全く問題ないと思いますが、テフロン(フッ素加工)フライパンに使われている材料は人体に有害だという情報もチラホラ見かけます。
詳しくはググればいくらでも出てきます。
テフロン(フッ素加工)は、くっつかなくていいけど「ダメになるたびに捨てるのもダルいな」「なんか、テフロンって有害らしいじゃん」と思った方(かつての僕)は最終的には鉄フライパンにたどり着いてほしい。
というわけで、今住んでいるこの家に妻と2人、引っ越してきたときに「さあ、フライパンをどうしようか?」ということになりました。
以前、使ってたフライパンは引っ越し前に捨ててきたのでありません。
僕は自炊歴10数年の経験上、フライパンは消耗品であり、ダメになるモノだと思っていたんですが、鉄製のフライパンは長持ちするそうなので興味を持ったわけです。
安いものを2〜3年に1度買いかえるというスタイルでも良いんですが、まあまあ高くても長持ちするならなら、それもアリだなと思い、たまたま見つけたKEYUCAのRunoを買ったというわけです。
鉄フライパンは手入れが面倒?|特に気を使わなくても平気です
よく見かける意見は鉄フライパンは手入れが面倒だというモノです。
洗い終わったあとに油?引いてませんが何の問題もありません
鉄フライパンは洗い終わったあとに油をひかないといけないらしいですが、僕はやってませんがサビも異常もありません。
本当になんの不具合もありません。
毎日、使っているからでしょうか?
洗剤を使ってはいけない?ガンガン使って洗ってます
というか、そもそも洗剤を使ってはいけないという説があるんですが、本当ですか?
「フライパンに馴染んだ油がパーになるから洗剤で洗うのはやめなさい」って、本当ですか?
パーになると、どんな不具合があるんでしょう?
お湯だけで洗うなんて無理ですよー。
洗剤を使っちゃいけないなら、極端な例ですが、ステーキを焼いたあとにホットケーキとか焼けないでしょう???
我が家は料理は僕、洗い物は妻がやるというスタイルなんですが、妻は気にしないで洗剤でジャブジャブ洗っています。
気にしてる事といえば、洗い終わったあとに空焚きして水気を飛ばすくらいです。
というわけで、洗剤を使って洗っても全く問題ありません。
金属タワシでゴシゴシ洗っても大丈夫
鉄はテフロン(フッ素加工)では絶対NGの金属タワシでゴシゴシ洗っても大丈夫です。
それでも、頑固にこびりついた汚れがついてしまった場合は白い煙が出るくらい空焚きを繰り返したあとにヘラでコリコリやってやるとすぐとれます。
焼き飛ばすイメージですね、こんな事ができるのはコイツがタフな鉄野郎だからです。
空焚きはテフロンでは絶対NGなので、こんな事はできません。
まとめ|鉄よりテフロンの方が気を使うんじゃない?
ここまで、書いて分かる通り、鉄フライパンは扱いが面倒だ、手入れに手間がかかるというのはまったくのデマで、むしろテフロンの方が気を使うんじゃないかい?というのが僕の意見です。
くっついた!うわぁぁ、、、もう嫌!という段階の人には鉄フライパンはオススメできない。
なぜなら、くっつきにくさという点では、テフロンに比べると鉄フライパンは、まあまあくっつくから。
鉄フライパンを使ってくっつかないように調理するコツは。
- 油をビビらないで入れる(キモチすこし多めに)。
- フライパンはよく熱してから食材を入れる。
という、炒め物の基本的な点に注意するというくらいですね。