
ヌードルメーカー HR2365/01
フィリプスのヌードルメーカーを購入してみました。
使い始めてから半年以上が経つので、これから買おうか迷ってる人のためにレビューを書いてみます。
○ ヌードルメーカーを買った理由
理由はシンプルに妻も僕もめん食いだからです。
妻が好きなのはラーメンとパスタとうどんで、僕が好きなのはそばです。
なので家には様々な種類のめんを常にストックしてあり、めんを切らす事はほぼありません。
・ ヌードルメーカーは全自動で製麺できる
生地から製麺まで全部自分でやるのは論外ですね、楽しいかもしれませんが、普段の生活の中で気軽にやりたいんで。
半自動タイプは手頃な値段で買えるのが良いんですが、多分買ったらけっこう使うだろうと思ったので、思い切ってヌードルメーカーを買いました。
パスタマシーンは生地をつくる工程は手でやらないといけないので面倒ですが、ヌードルメーカーは粉と水を入れるだけで生地から製麺まで自動でやってくれるのがメリットです。
○ ヌードルメーカーの仕様
というわけで、ヌードルメーカーの仕様を紹介します。
amazonで購入しました。

これがすべてのパーツが組みあがった状態です。

全てバラすと本体はこのようになります。

粉と水を入れる製麺用ケース。

粉と水をかき混ぜる、製麺棒。

製麺キャップを取り付けるホルダーに。
製麺キャップをパコっと取り付け、製麺キャップwithホルダーを取り付けます。

前面パネルを取り付けます。
このパーツだけやけに頑丈な感じです。
最後に製麺用ケースにフタを乗せて完成です。
パーツの構成としては特別多くも少なくもないかなぁと思います。
組み立てるのも慣れればぜんぜん難しくないと思います。
○ ヌードルメーカーを半年使ってみた感想

というわけで、初めてヌードルメーカーを使ってみた時の様子です。
こんな感じでみょーんって出てきた麺をキッチンバサミで適当な長さに切ります。
できあがった麺はモッチモッチでコシがあってウマかったです。
ヌードルメーカーで作ったうどんはコシがかなり強いです。
・ ヌードルメーカーの手入れ・お掃除は簡単?
ヌードルメーカーは洗いにくいか?と聞かれると、そんな事はありません。
ちゃんと洗いやすいように考えられて作られています。


こんな風に製麺後に残った生地をクリーニングキットでボコッととる事ができます。
製麺キャップをカピカピに乾燥させてからやるのがコツです。
製麺棒にまとわりついた残った生地をはがすのもカンタンです。
製麺棒の素材は炊飯器の中の釜っぽいです。
ツルッとしています。
1番手強いのは粉を入れるプラパーツの製麺用ケースですが、これは漬けおき洗いで対応しています。
炊飯器よりはすこし面倒なくらいでしょうか。
・ ヌードルメーカーで1度で製麺できる量
ヌードルメーカーで1度で製麺できる量は最大粉500gです。
個人的な感想ですが。
色々試してみた結果、安定してかつ美味しく作れる量は粉250g〜350g(2〜3人前)だと思います。
付属しているレシピ本も粉250g(麺300g 2人前)のレシピ紹介しています
これは、炊飯器でもそうなんですが、5合炊きの炊飯器で5合のお米を炊くより、5合炊きで3合くらいを炊いた方が美味しく炊けるのと同じだと思います。
・ ヌードルメーカーで製麺した麺は美味しい?手打ち麺との違い
ヌードルメーカーで製麺した麺は美味しい?
もちろん美味しいです。
ただ、半年使って分かったことなんですが、得意な麺と苦手な麺はあるな、感じました。
蕎麦は得意
まず、ヌードルメーカーが得意な麺はそばです。
これは妻にも評判が良いですね。
参考までに最近作ったレシピです。
六割そば
そば粉210g
強力粉140g
食塩水126cc(水121cc+塩5g)
パスタも得意
ヌードルメーカーは全粒粉やハーブ、人参やトマトジュース、ほうれん草、イカスミを練り込んだ麺を製麺することができます。
こういう変わり麺を作るのもヌードルメーカーならでは機能だと思います。
風味が重要なめんを作るのはヌードルメーカーは得意な気がします。
中華麺とうどんは工夫が必要かも|特にうどん
中華麺とうどんは美味しく作るには工夫がいるかもしれません。
僕もなんども実験を繰り返しています。
いや、美味しいんですよ!
でも、そばやパスタほどではないんです。
これなんでかなぁ?といろいろ調べたんですが、結局のところ料理とは化学変化なんだーというところに行き着きました。
これを書き出すと長くなるんで別の記事で紹介します。
・ 節約になるか?
総合的に考えると、、、
例えば、ご飯を週末に炊飯器でまとめて炊いておいて冷凍する方っていらっしゃると思います。
あれってけっこう面倒ですよね?
そして、炊き立てのご飯と冷凍ご飯どっちが美味しいか?
それは炊き立ての方ですよね?
これは、ヌードルメーカーも同じで製麺したての麺の方が美味しいです。
あと保存するには打ち粉をしないといけないので、その分の手間もありますね。
手間と労力とコスト、あと美味しさ、それらを総合的に考えるとたぶん節約にはならないのでは?というのが僕の結論です。
○ まとめ
というわけで、ヌードルメーカーを半年使ってみた感想を紹介しました。
ヌードルメーカーはこういう人にオススメです。
- 料理が好きな人
- 作る事を楽しめる人
- 家族が麺好きな人
- ホームベーカリーを日常的に使ってる人
ホームベーカリーを日常的に使っていてかつ、家族が麺好きな人は、ヌードルメーカーはオススメです。
なぜなら楽しいです。
迷っているなら買って損はありません。
ホームベーカリーを日常的に使ってるという事は強力粉や小麦粉類のストックも家にありますよね。
それをヌードルメーカーにそのまま使えます。
ヌードルメーカーはこういう人にはオススメできません。
- 日常的にほとんど料理をしない人
- 麺を自分で作って節約しようしている人
まあ、当たり前なんですが、日常的に料理をしない人にはオススメできません。
あと、麺を自分で作って節約しようしている人ですね。
節約目的だけだと多分買って後悔するかもしれません。