僕はよく鳥むね肉を料理に使います。
コストパフォーマンスの高いお肉|鳥むね肉を考える
献立の中でどんなに安かろうとメインになるのは、やはり肉や魚です。僕は鳥むね肉をよく買います。肉の中で安くて、高タンパク低脂質のとにかく優秀な食材だと思ってます。「如何にとり胸肉を安く食べるか?」こんな事を考えているので、僕は鳥むね肉のレシピ...
肉の中で安くて、高タンパク低脂質のとにかく優秀な食材だと思ってます。
「如何にとり胸肉を安く食べるか?」
こんな事を考えているので、僕は鳥むね肉のレシピのレパートリーが多いと自負しています。
ところが、鳥むね肉は安いんですが、おいしく食べようと思うと工夫と手間が必要な食材です。
色々と試したんですが、最近たどり着いた食べ方はフードプロセッサーでミンチにする方法です。
鳥むね肉を柔らかく調理するための下処理の方法は色々ありますが、、、
- ヨーグルトにつけたり。
- 塩麹でつけたり。
- 重曹でもんだり。
- バシバシたたいたり。
- フォークでぶすぶす刺したり。
などが挙げられます。
下処理しないで焼いたとり胸肉は、がちがちで飲み物なしで食べると喉がつまって窒息して死にそうになります、、、
ミンチにしてハンバーグにすると火を通しすぎてガチガチに固くなるという事がありません。
これは僕にとって大きな発見でした。
その肉団子をさらに発展させて、ヘルシーにカロリーダウンする事を考えました。
○ 肉と「畑の肉」の栄養を比較
僕が肉団子のかさ増しに使っている食材は高野豆腐です。
フードプロセッサーでみじん切りにした高野豆腐を使っています。
高野豆腐を水かお湯で戻して、水気を切りフードプロセッサーで粉砕します。
これだけで、ぱっと見も食感もひき肉のようになります。
今まで、高野豆腐を使っていましたが考えていたことがあって、大豆を使ってみようかと考えました。
大豆は栄養が豊富で畑の肉と呼ばれるような高タンパク低脂質の代名詞のような食材です。
色んな料理に使えるし、そもそも高野豆腐の原料でもあるし、高野豆腐よりも安いんじゃないか?と考えました。
そこで、ひき肉と高野豆腐と大豆(100gあたり)を比較してみました。
すべて、100gあたりのカロリー、タンパク質、脂質、炭水化物の比較です。
※ 高野豆腐の質量は水に戻すと約6倍になるので、乾燥した高野豆腐一個分(約16g)とします、水に戻すと約100gです。
※ 大豆(乾燥)は水に戻すと約2〜2.5倍になるので、乾燥前の40gとします。水に戻すと約100gです。
・牛と豚のカロリーはあまり変わらない?
カロリー、タンパク質、脂質、炭水化物を比較すると牛ひき肉と豚ひき肉の栄養素はほとんど変わないようです。
・鳥肉はカロリーが低く、高タンパク低脂質
牛と豚のひき肉と比べると、鳥ひき肉はカロリーが低く、高タンパク低脂質と言えます。
調査前のイメージでも鳥は、豚や牛に比べてヘルシーである事を知っていましたが、図で比較しても鳥ひきは2種のひき肉と比べて低カロリーですね。
・「畑の肉」大豆と高野豆腐
高野豆腐と大豆は、カロリーは圧倒的に高野豆腐が低いという結果が出ました。
カロリーダウンを目的にした、かさ増しをするなら高野豆腐が良いという事になりそうです。
「畑の肉」と呼ばれる大豆のタンパク質ですが、肉には及びませんがその名に恥じない値だと思います。
○ 肉と「畑の肉」のコストを比較
・ 牛肉は高い
栄養素では並んだ、牛ひきと豚ひきですがコスト面では、やはり牛ひき肉が一番高いようです。
・ 低コストな「畑の肉」|大豆
「畑の肉」大豆は3種のひき肉と比べて圧倒的と言える、低コストぶりを示しました。
総合的なコストパフォーマンスでは大豆が圧倒的ですね。
・ かさ増し目的で使うなら高野豆腐
かさ増し目的で比較していた高野豆腐と大豆だが、コストにおいては差が無いという結果が出ました。
単純にカロリーダウンとコストダウンを考えた、かさ増し調理には高野豆腐が良いという事になりそうです。