野菜クズで作るエコなスープ|ベジブロス

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今まで、捨てていた物に価値があると分かるとなんだか嬉しくてたまりません。
野菜くずに多く含まれてるというファイトケミカルに興味をもちました。
ファイトケミカルは野菜くずを煮出してスープ(ベジブロス)にする事で摂取する事ができるようです。
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○ ファイトケミカルとは?

「ファイトケミカル」とは野菜の色素や香りアクなどに含まれる化学物資の事で、
第7の栄養素と呼ばれていて、注目されているらしいですね。
ファイトケミカルは抗酸化作用があり免疫力アップやアンチエイジング効果があると言われています
ところが、ファイトケミカルは今までの調理では絶対に捨てていた、野菜の皮や茎、根っこなんかに多く含まれているそうです。

○ ベジブロスとは?ファイトケミカルを摂取するには

ファイトケミカルは普通には食べられない野菜の皮や茎、根っこに含まれているので普通には食べる事ができませんが、
ファイトケミカルは煮ても変化しないのでベジブロスにする事で摂取する事ができます。
ベジブロスとはVegetable(野菜)とBroth(ダシ)のことです。

・ ベジブロスの材料は?入れた方が良い野菜

ベジブロスの材料は何でもいいようです。
何でもいいようですが、、、僕が実際にやってみてこれだけは入れた方が良いと感じたものがあります。
それは玉ねぎの皮です。
玉ねぎの皮にはケルセチンというポリフェノールが含まれているようです。
ケルセチンにはガン予防や生活習慣病の予防に効果があるようです。

・ 玉ねぎの皮を入れた方が良い理由

玉ねぎの皮を入れる理由は栄養や効能の事もありますが、何より見た目が一番の理由だと思います。
 
たまねぎの皮を入れたベジブロス

たまねぎの皮を入れたベジブロス

玉ねぎの皮を入れたベジブロスはこのようにキレイな色のスープが取れます。

○ ベジブロスの作り方と活用法

 ベジブロス

・ 作り方

野菜くずをビニール袋にまとめて冷蔵庫に保存しておきます。
野菜クズの量は手でテキトーに一掴みくらい。
野菜クズをよく洗い、水から煮出して沸騰して10分経ったら出来上がりです。

・ 活用方

僕が試してみた事紹介します。
一つ言える事があるとしたら、、、化学物調味料になれた我々にとっては野菜の出汁は弱〜いです。
あくまで僕の感想ですけど野菜の出汁は確かに感じるけど、このスープだけでは味は決まらない気がします。
なので、少しだけ顆粒のコンソメや、本だしのような味の素はちょっと入れた方が良いですよ。

味噌汁

玉ねぎの皮から出た、茶色に近い黄金色のスープが下地にありますので、普通の米こうじ味噌を入れた味噌汁ですが。
まるで、赤い味噌を入れたような田舎風の味噌汁の出来上がりです。
色が濃いせいか、味が濃そうに見えるので味噌を少なめにできます。
これで塩分を控えられないかな?

オニオンスープ

ベジブロスを使ったオニオンスープ

ベジブロスを使ったオニオンスープ

たまねぎの皮から出た茶色に近い黄金色のスープとたまねぎを合わせたオニオンスープです。
まるで、じっくりたまねぎを炒めて出来上がったオニオンスープみたいな顔してますが、
たまねぎはレンジでチンしただけです。
顆粒のコンソメと塩で味を整えてます。

・ 農薬が気になる?

すっかりベジブロスにはまった僕ですが。
ツマからこういった意見がありました。
「農薬は大丈夫なのか?」
確かにファイトケミカルが健康に良かったとしても、一緒に残留農薬まで摂取していたら意味ないです。

・重曹水に浸けて洗うと良い?

そんなに神経質にならなくても良い気がしますが、重曹水が残留農薬を落とすのに効果があるようです。
僕は大きめのボウルに重曹水を作り、野菜クズを30秒〜40秒浸けておいておき、流水ですすいでます。
洗いすぎても水に栄養が流れてしまい良くないようですが、こんな事で農薬がちゃんと落とせるんでしょうか?
今のところ一応やってみてるだけですが、効果はちょっとよく分かりません。

○ まとめ

今まで、当たり前に捨てていた野菜クズが価値のあるモノになりとても得した気分になりました。
ちょっと農薬は気になりますが、、、ファイトケミカルの効能もそれ以上に気になります。
スープ料理の見た目もグッと良く見えるのでオススメです。
 
 
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