「山形のだし」とは山形県の郷土料理です。
僕は山形県出身ではありませんが、「だし」は夏になると必ず作ります。
20代前半のときに山形県出身の友人に、作り方を教わり「だし」を知りました。
「だし」はスーパーでも見かけますが、自宅でカンタンできます。
作り方を知ると買うのがバカバカしくなるくらいカンタンです、自分で作りましょう。

山形のだし
山形の「だし」
山形の「だし」とは、きゅうりや、なすなどの夏野菜や、ネギ、ミョウガ、大葉といった香味野菜を細かく刻みまくり、めんつゆで調味した山形県の郷土料理です。
そうめんやそばの薬味にいいです。

温かい飯にのせた山形だし
ごはんにのせても良いですし、冷奴にも合います。
山形の「だし」の作り方
「だし」の作り方はとにかく簡単です。
きゅうり、なすなどを刻みまくり、ジップロックにつっこみ、めんつゆをドボドボ注げば、ほぼ完成。
出来上がりは塩辛いですが、冷蔵庫に入れて数日置くと野菜の水気で、味の角がとれて丁度良くなります。
めんつゆは薄めずにそのまま使います。
おそらくこれが基本的な山形の「だし」のレシピだと思われます。
※ 僕は山形の人じゃないので、違っていたら教えてください
野菜は何を入れてもOK
食材を選ばず、人参、ピーマンなどの冷蔵庫の残り野菜を何でも使うことができる。
引用元|Wikipedia
野菜は何を入れてもOKだと思います。
なんでも?
何を入れたら良いか分からない?
基本的には、きゅうりや、ナスなどの夏に安く売ってる野菜を入れたらいいです。
漬け物にして美味しい野菜なら、おそらく何でもあうと思います。
僕は少しだけ、ニンジンを入れるようにしています。
きゅうりやなすの色味に、キラッとニンジンの赤が入ってキレイに見えるからです
ポイントはすこしだけ入れること、入れすぎるとクドくなる。色味も味も。
ネバリがでる野菜を入れると美味しい
茹でたオクラや昆布、納豆昆布、めかぶを使って、粘り気を出すこともある。
引用元|Wikipedia
オクラや山芋やモロヘイヤなど入れると、トロみがでて美味いです。
wikiによるとオクラは茹でるとありますが、生のまま入れてもOK。
僕が「だし」に入れた事がある野菜|美味しかった野菜
基本野菜系
- きゅうり
- なす
- ズッキーニ
- ニンジン
香味野菜系
- ミョウガ
- 大葉(しそ)
- 長ネギ
- 玉ねぎ
ネバネバ系
- 山芋
- オクラ
- モロヘイヤ
- 納豆昆布
山形だしを使ってもう一品
山形の「だし」を野菜ソースのように使えば、普段の料理で、もう一品欲しい時に重宝します。
例えば、以下のように。
山形だしの冷たいパスタ
① パスタを茹で、水でしめます。※ 好みですが僕は少し長めに茹でます
② よく水を切ったパスタを山形だしとマヨネーズときざみ海苔で和えます。※マヨと海苔の量はお好みで。
③ 皿に盛り付け、最後に山形だしときざみ海苔を乗せたら出来上がり。

山形だしの冷たいパスタ
茹で豚のだし和え
豚バラ肉(肩肉でもいいと思います)を湯がいて、山形だしと合えたら出来上がり。
蒸し鶏のだし和え
鳥むねをレンジでチンして、さいてバラし、だしと合えたら出来上がり。
厚揚げのだし和え
手でさいた厚揚げをレンジでチンして、だしと合え七味唐辛子をバンバン振りかければ、出来上がりです。
マヨネーズとマスタードを入れても美味いです。
まとめ
「だし」は夏に冷蔵庫に常にあると、とても便利です。
常備菜として、旨味調味料として使えます。
野菜を刻むのが、めんどうですか?
「だし」はフードプロセッサーがあると簡単にできますよ。
