
イレクターパイプを物干し竿にした
イレクターパイプを物干し竿にしました。
イレクターパイプは、鉄パイプの表面にプラスチックをコーティングしたパイプのことです。
パイプを接続するジョイントとの組み合わせにより、家具や収納、ハンガーラックなどが作れるDIYの材料です。
ホームセンターで売ってます。
さて、そんなイレクターパイプを物干し竿にしようという人がどれくらいでしょう……?
最近、賃貸アパートに引っ越しました。
賃貸ですので、DIYで解決できることが限られてしまいます。
例えば、壁にネジを打つとか、安易に突っ張り棒とかを使えないのが困りごとです……。
新居はベランダが無いアパートの2階に引っ越しました。
ベランダが無いので洗濯物は浴室乾燥機で乾かすか、南側の窓に面した1.5畳ほどのスペースで部屋干しをすることになりました。

室内用物干し器具(ホスクリーン)
室内用物干し器具(ホスクリーン)が備え付けてあり、窓が南側に面していることもあり洗濯物はよく乾きます。
ところが……、以前住んでいたときに使っていた、物干しロープが使えないことが分かりました。
ホスクリーンと物干しロープの相性が最悪で……、ロープをピンと張ることがきず、たわんでしまい使い物になりません。
イレクターパイプを物干し竿にする

イレクターパイプ
そこで、イレクターパイプを物干し竿にしました。
ホームセンターで1本(2000mm)¥1000くらいで売ってます。
パイプの端に取り付けるゴムキャップも一緒に買いました。
パイプを2本、ゴムキャップを4個買って、¥2000~3000くらいです。

イレクターパイプにゴムキャップを取り付けた
ゴムキャップを取り付けるとこんな感じです。
今回はカットをせず、ホームセンターで買ったそのまま2000mmをそのまま使いましたが、イレクターパイプは金切りのこぎりで切ることもできます。
専用のパイプカッターもあって、自分で切ることもできます。
物干し竿にするのはコストパフォマンスは良くない
じつは、コストだけ考えると、イレクターパイプを物干し竿にするのはコスパは良くないです。
というのは、イレクターパイプは1本(Φ28mm 2000mm)¥1000くらい。
物干し竿は1本¥1500~3000で買えます。
やや、イレクターが安いですが、伸縮するタイプの物干し竿を買えば、次に引っ越した先でも使えます。
物干し竿が折れてダメになったという話を聞いたことがないので、1度買えば、ずーっと使えるでしょう。
イレクターパイプを物干し竿にしたときの強度(耐荷重)
それでも、イレクターパイプを物干し竿にしたい! という人もいるはずです、僕がそうでした。
そう考える人が気になるのは強度(耐荷重)だと思います。
「イレクターパイプはちゃんと物干し竿として使えるのか?」と。
僕は、2000mm Φ28のイレクターパイプを使いましたが、ホスクリーンにぶら下げたときに、洗濯物がかかる部分(ホスクリーン2本の間隔)が1500mmでした。
- 長さ 2000mm
- ホスクリーン2本の間隔 1500mm
- 太さ Φ28mm
イレクターの強度は?
イレクターの強度は? 梁(はり)|Diy-Life - イレクターで、できるワクワクを。イレクターの強度についての説明ページです。使用前のご注意点や、ジョイント別の梁の最大積載質量について記載しています。|Diy-Life矢崎化工株式会社
上記リンク先によると、イレクターパイプの強度は、構造、長さ、接続するジョイントの種類、そして接着の有無で変わるそうです。
構造もないし、接着剤もしてないのであくまで参考ですが。
1500mmの耐荷重は10kg前後ではないか、と思って使っています。
Tシャツ、ハンガーなどを吊るす分には問題なく使えます。
ただ、タオル類をかけたピンチハンガーはやや重くなるので、イレクターパイプのど真ん中に吊るすのは避けてます。
ピンチハンガーに目一杯タオルを干すときはホスクリーンに吊るすようにしています。
それでも、10kgにはならないんですが……、ちょっと不安です。
まとめ
というわけで、イレクターパイプはちゃんと物干し竿として使えます。
ただし、長さと太さによって、耐荷重は変わるので注意しましょう。
参考になれば。