金属の丸棒を延長するDIYをしました。
気に入ったカーテンホルダーをネットで見つけたのですが、カーテンを引っ掛ける棒の部分が短かったので、棒部分の延長をすることにしました。
ふつう金属同士を繋げるには、溶接するか、あるいは接着剤を使うかになると思いますが、僕がやったのは、どちらでも無い方法です。
金属同士ををくっつける方法
もし、溶接機があれば溶接するのがベストですが、僕は持っていません。
溶接ほど大掛かりではない方法としてロウ付けがありますが、こちらも作業環境を整える必要があるので、簡単な方法ではありません。
金属同士をくっつける方法で、一番簡単な方法は金属接着剤を使うことです。
溶接以外の方法は?
前述の通り、僕は溶接機を持っていないので溶接以外の方法を考えました。
エポキシ樹脂接着剤の失敗……
最初に試したのは、接着剤を使う方法でした。
当初は、カットした金属丸棒とカーテンフックをエポキシ樹脂接着剤でくっつけてみました。
一応、くっつくのですが、何度か触っているとポキっと取れてしまいます。
おそらく、接着の仕方に問題があるのかもしれません。
工夫すればもう少し丈夫になるかもしれませんが、カーテンホルダーは何度も触る部分ですので、強度に不安があります。
真鍮パイプで接続する
そこで、追加で真鍮パイプを買いました。
カーテンフックと同じ太さの丸棒をパイプに差し込んで繋いでしまおうという作戦です。
上の写真の真ん中のパーツが真鍮パイプです。
(パイプは内径8mm、丸棒は外径8mm)
金属丸棒の延長に挑戦してみた
パイプがうまくはまるか心配でしたが、ピッタリでした。
多少はヤスリで削らないと入らないかと思いましたが、バイスで固定して、ゴムハンマーで叩いたらうまく入りました。
完成したカーテンホルダーを取り付けました。
パイプも丸棒も真鍮で統一しているので、ほぼ違和感がありません。
使用した道具
今回の作業で使用した道具です。
- バイス
- 金切のこぎり
- ゴムハンマー
- 接着剤
このDIYではバイスは必須です。
パイプと丸棒のカットにも、接続にもバイスで固定せずには始まりません。
記事内では紹介しませんでしたが、パイプと丸棒のカットは金切のこぎりでカットしました。
ゴムハンマーはパイプと丸棒を叩き入れるのに使用しました。
接着剤はエポキシ樹脂接着剤を使いましたが、アロンアルファでも良いと思います。
まとめ
というわけで、今回のDIYは溶接機を使わない金属棒の延長方法の一つのアイデアとして、誰かの参考になればと思います。
金属同士の接着は木材をくっつけるのとはわけが違うんですね。
金属同士を完全にくっつけるには、やはり溶接かロウ付けが必要なようです。