収納棚を作りました。
自宅の倉庫にしている部屋のデッドスペースを活用するためです。
醤油や油などの調味料、米、水、などの食品、ティッシュ、トイレットペーパーなど日用品を防災対策も兼ねて、3ヶ月分備蓄しています。
僕と妻の2人暮らしですが、そこそこの量です。
倉庫にしている部屋なので、雑然としていても、あまり気にしていませんでしたが、妻からちょっと使い勝手が悪いので、なんとかしてほしいという依頼があったので、収納棚を作ることになりました。
理想は整然と在庫管理がされた、スーパーのバックヤードのようなイメージです。
この記事の動画版です。
作業中の一連の流れを撮影しています。
収納棚の材料
材料はすのこにしました。
押し入れに布団をしまうときに、通気性をよくする為に布団の下に敷く格子状の台です。
知らない人にとっては意外かもしれませんが、すのこはDIYの材料としてよく使われる定番の材料です。
「すのこ DIY」でググると作例がたくさんでてきます。
小さいですが、100円均一でも売ってます。
ダイソーの200円のヤツなら十分使えると思います。
すのこが人気な理由は、安いことと、格子状に組んであるので厚さの割に軽くて丈夫であること、あと、すのこに使われる木は柔らかいので、のこぎりでカンタンに切れることが人気な理由ではないかと。
比較すると、板を切って作った方が安上がりだと思いますが、食品や日用雑貨の保管に使う棚なので通気性も考えると、すのこがベストかと。
今回の、 DIYで使ったすのこはこちら。
安いのでもっと粗悪なヤツを想像してましたが、必要充分。
やや、薄いですが(25mm)、構造を工夫するか、角材を足して補強すればOK。
サイズがイロイロあるのが不思議……。
まるで、DIYの材料と売ってるかのよう。
すのこで作る収納棚
今回作ったすのこの収納棚の大きさはこんな感じです。
(850 x 830 x 475 mm)
すのこを切る
すのこをのこぎりで切ります。
木が柔らかいのでサクサク切れました。
棚を収めるスペースの奥の方の角材が邪魔で当たるので……。
当たるぶん、角を切りました。
組み立てる
収納棚の真ん中の棚を受ける角材をすのこに取り付けました。
裏から厚手の両面テープで仮止めしています。
ネジ止め前に皿取錐(さらとりきり)で下穴をあけました。
ネジを締めたときにネジの頭がキレイに隠れます。
両面テープで一旦仮組みします。
背面側に三角板を取り付けました。
4mm板を使ってます。
T字の金具でも良いと思います、サイズがあれば……。
ハナからこうするつもりだったので、調べてません……このサイズの金具あるのかな?
この工程はすのこが薄いので、慎重に作業しないとカンタンに割れます。
ネジはスリムビスとミニビスを併用しました。
これで、何となく形になりましたが……、これではグラグラです。
角材とすのこをネジで固定します。
垂直にネジが打てなかったので、斜めにネジ止めしましたが、まだ少しグラつく……。
軽いものなら収納できると思いますが。
結局、予想よりも強度が無くて頼りないので、背面側の上下にワンバイフォー材を取り付けました。
もう2枚すのこを買っておけば良かったかもしれません、その方がラクだったし、きっと丈夫でした。
あと、真ん中の棚にしたすのこが薄くてかなりしなりやすいです、今回は角材を3本足して対応しましたが……、これはベターな方法じゃないし、重いモノを載せるとすこししなってしまいます。
まあ、載せるモノを工夫すればいいんですが。
反省点
次に、棚板を作るならこうします。
すのこのハジの角材だけをのこぎりで切って取りさらい、あとから角材を足します。
上図のとおりにすれば、かなり丈夫になるはず。
すのこの角材だけ切って金槌でガンガン叩けば外せます。
棚があまりにしなるようなら、バラして作り直すかも……
というわけで、工夫しないとすのこを棚にするには、ちょっと難しいことが分かりました。
例えば、今回はH型の作りにしましたが、円型にするとか……。
今回は何とかなりましたが、DIYは無計画にやるもんじゃ無いですね……、反省。
まとめ
というわけで、こんな感じで何となくキレイに収まりましたが、想像していたより手間取りました。
いやあ……無計画でしたね、いかん。
これからやろうという人はくれぐれもすのこだけで何とかしようと思わないこと……。
作りたい大きさや構造によると思いますが、すのこDIYは工夫が必要ですね。
どなたかの参考になれば。