前回は電動ドリルの使い方を説明しました。
ドリルで木材にキレイな穴をあけるコツ|電動ドリルの使い方
今日はドリルを使って木に穴をあける方法を説明します。
電動ドライバーの先端に対応したドリルビットをつけるだけで簡単に使用する事ができます。
ドリルで穴をあけるなんて言葉にすると簡単なようですが、基本的なことから知ると知らないとでは仕...
ドリルを使って穴の深さを調整する方法や、穴を貫通させる時の注意点を紹介しました。
今回は電動ドリルと簡単な材料を使い、帽子掛けを作ってみました。
参考にしたのは無印のコレです。
○ 帽子掛けの作り方
・ 使用する道具
・ 電動ドリルドライバー
・ ドリル刃3mm・10mm(ドリルビット)
・ キリ
・ 使った材料
・ 角材
・ 丸材(直径10mm)
・ 接着剤(アロンアルファ)
・ 水性ポアーステイン
・ 作成の流れ
① 土台になる材料に穴をあける。
土台になる材料にドリルで穴(10mm)をあける。
② 丸材を入れボンドで固定する。
丸材(10mm)を入れてボンドで固定する。
③ 着色する。
ポアーステインで着色する。
以上の工程で帽子かけを作ります。
○ 土台になる材料の加工
フツーに作っても面白くないのでアジのある土台にしようと思います。
材料を探していたら良いのがありました。
これです。
これですか?
自作の木刀です。
上腕のトレーニングに良いかと思って、独身の時に小刀と彫刻刀でザクザク彫って作りました。
画像は持ち手の部分です。
ヘタクソなんで全景はお見せできません。今の自分ならもっと完成度の高い木刀にできる気がしますが、、、
赤く見えるのは血ではありません。
塗料です。
元は40mm x 30mm の赤松だと思います。
ちょっと太すぎるのでノコギリでカットします。
のこぎりの使い方は以下の記事で詳しく書いてますのでご覧下さい。
木は簡単にまっすぐ切れる!のこぎりの使い方5つのコツ
今日はのこぎりの使い方を解説します。
アシスタントとして僕の妻のツマに登場してもらいます。
カピ
DIY歴10年以上のカピバラ。
3年間中学生に木工や色々なモノづくりを教えていた事もある。
...
このままだと汚いですし、塗装がのらないと思うので、ディスクグラインダーで表面を削ります。
使ったディスクは3Mのメタコンディスクです。
メタコンはサビ取りや古い塗装なんかを剥がすのに便利です。
メタコンで僕と血と汗のシミを削り取ります。
ディスクグラインダーの活用方法|鍋をピカピカにしました
我ながら、いままで持ってなかったのが不思議なくらい、、、何かというと、ディスクグラインダーです。 ○ ディスクグラインダーとは?ディスクグラインダーとは木、金属、石、等の研磨と切削に使う工具です。 替えのディスクが何種類もホームセンターで売...
木の素地が見えてキレイになりました。
白い部分がグラインダーで削った部分です、こんなに白かったなんて、、、
・ 土台になる材料の穴あけ
土台にドリルで穴をあけていきます。
この工作のキモです。
10mmの穴をあけます。
まずは、ドリルの刃が滑らないようにキリで斜めにグリッと刺して、、、
斜めにあけるので、いきなり10mmであけると失敗しそうなので、、、
3mmのドリル刃で穴をあけます。
3mmであけた穴を10mmのドリルで広げます。
ドリル刃と同じ径の丸材を突っ込みます。
まだ接着していません。
ここまでの加工は角材のままやった方が多分ラクだと思います。
ここでのこぎりで土台を切ります。
今回作る帽子かけは、壁に打ったプッシュピンに引っ掛ける仕様にしたいと思います。
プッシュピンの径を測って、、、
写真ではノギスを使ってますけど、定規でいいですよ。
同じ太さのドリルで穴をあけます。
プッシュピンの深さ分だけ穴をあけます。
穴の深さの調整はマスキングテープをドリル刃に貼って目安にすると良いです。
良いですね。
壁にうったプッシュピンにちゃんと引っかかります。
作り終わってから気がついたんですが、プッシュピンを引っ掛ける穴をあける場所も重要な気がしました。
真ん中より少し上側にあけた方が良いかもしれません。
壁に引っ掛けて、帽子を吊るすと、壁にピタッとくっつかない事があるかもしれません。
そういう場合は両面テープで調整すれば大丈夫でしょう。
丸材はアロンアルファでくっつました。
もちろん木工ボンド(白ボンド)でも良いと思いますが、こういう小物を作るときは乾燥時間が早い方が効率が良いと思います。
オイル塗料やワックスを使うと帽子を汚しそうなので、塗装は水性ポアーステインのホワイトを使いました。
オイル塗装で仕上げた家具とかも引き出しの中は未塗装ですよね。
○ 帽子掛けをDIY|まとめ
不思議なオブジェっぽくなりました。
角ばった角材を使うよりもアジがあって良いと思っているんですが、、、
どうですかね、、、?
帽子を掛けるとこんな感じです。
以上、帽子掛けの作り方でした。