【DIYで本棚を自作】ニトリのカラーボックスを改造!カンタン安上がりに

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最近、本棚を作りました。

1年間も温めていた計画で、いつもなら、ホームセンターで材料を買って自作するんですが、カラーボックスを改造して作ってみる事にしました。

なんで、カラーボックスを改造するのかというと。

  • ズバリ安いから。
  • あと、塗装をしなくて良い。
  • 材料を切るなどの加工も少なくて済むから。

という、ネガティブかつモノグサな理由でカラーボックス改造本棚を作ったんですが、これが中々良い仕上がりになりました。

というわけで、カラーボックスを使ったDIYのアイデアとしてアリかなと思ったので紹介します。

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本棚の材料

ニトリのカラーボックス

カラーボックスカラボ ワイド6段(NA)

カラーボックスカラボ ワイド6段(NA)

材料はニトリのカラーボックスを改造して作る事にしました。

デカイですよねぇ、、、でも安いんです。

この大きさで送料含めて大体¥4000くらいです。

追加の棚板も購入したんですが、それでも¥5000くらいです、安い。

普通にホームセンターで板を買って作るよりも、かなり安上がりに作る事ができます。

実は、本棚を作ろうと考えて、一番悩んだのは「コスト面」でした。

「デザインも自信ないし、構造もこれでいいのかなぁ?」

「随分、材料代も高くなっちゃいそうだなぁ」

という感じで、モヤモヤしていたら1年経ってしまっていて「これはいかん、これじゃあ、いつまで経ってもできん」と思って色々探していて、たどり着いたのがカラーボックスの改造というわけです。

あと、塗装をしなくて良いというのも大事なポイントです。

板の材質

板はフラッシュ(※)では無いか?と思ったんですが、実物を見てみたら繊維材(※)に木目をプリントしたシートが貼られた板でした。

事前に調べた情報ではカラーボックスを改造するためにカットしてみたら、中が空洞だったという情報も見かけたのですが、僕が購入したカラーボックス(ニトリ製・2017年現在)はフラッシュではありませんでした。

フラッシュだった場合は中が空洞なので、カット後の断面に構造材と同じ厚みの角材を埋めるという、超不毛な作業が必要ですが、この板ならカットして組み立てるだけです。

フラッシュとは(※)

口、田のように格子状に組んだ構造材に薄い板を貼った、中が空洞になっている板の事です。

詳しくは以下の記事を参考にしてみて下さい。

フラッシュパネルの作り方|DIYで頑丈な軽い板を作る方法
フラッシュパネルとはフラッシュ構造と呼ばれ、角材で枠を組み芯材にして、表裏にベニヤを貼り付けた構造の板です。 図にするとこんなイメージですね。 現在、大量生産されている家具のほとんどが「フラッシュ構造」でできています...

繊維材とは(※)

木材を粉砕して圧縮し接着剤で固めた板。

集成材やファイバーボードとも呼びます。

詳しくは以下の記事を参考にしてみて下さい。

【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ
最近、カラーボックスを改造して本棚を作りました。 いつもなら、ホームセンターで材料を買って自作するんですが、材料にカラーボックスを使ってみたら、これが意外と良かったので、紹介します。 以下の記事と重複する内容もありますが、この記事は「カ...

板の厚さ

12mm厚

板の厚さは12mmでした。

板厚12mmは本棚に使う材料としてはやや薄いかもしれません。

多分、大丈夫だと思いますが、本棚として使うにはギリギリの厚さだと思います。

 

板が繊維材というのも、強度が少し心配です、1から自作するなら選ばない材料です。

経年で反らないかが心配ですが、これは使ってみないと分かりません。

今回制作する本棚の幅は600mm位と、やや狭いので、これくらいなら大丈夫かな?

これ以上、幅が大きい物を作るならカラーボックスの改造はやめて、もっと分厚い板を買って、1から自作した方が無難です。


※ (後日追記)この項目を深く掘り下げて書いてみました。

【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ
最近、カラーボックスを改造して本棚を作りました。 いつもなら、ホームセンターで材料を買って自作するんですが、材料にカラーボックスを使ってみたら、これが意外と良かったので、紹介します。 以下の記事と重複する内容もありますが、この記事は「カ...

本棚の設計図

高さと幅

本棚の設計図

本棚の設計図

本棚の設計図です。

この図は出来上がった後に描いたモノなので、正確に言うと「こういう風になった」が正しいです。

高さ(1770mm)と幅(585mm)は、ある程度決めて、10〜20mm程度の誤差は「大体成り行きでいいか」くらいで、作りました。

一番下の段の70mmのパーツは幕板と言って、デザイン上の大事なポイントです。

これがあるだけでグッと家具らしくなります。

棚板の間隔と本棚の奥行

本棚の高さ(縦)と幅(横)の長さはアバウトに決めましたが、棚板の間隔と奥行きの長さは正確に決めて作りました。

完成した本棚に入れたい本のサイズは以下の4つの規格です。

  • 文庫判(148mm x 105mm)
  • 新書判(174mm x 112mm)
  • B6判 (182mm x 128mm)
  • A5判 (210mm x 148mm)

出版する会社によって少し違うらしいんですが、本のサイズは大体以上の規格によって決まっているようです。

棚板の間隔(225mm)は<span class=

棚板の間隔は225mmにしました、文庫判サイズ〜A5判までが十分収まる高さです。

奥行きの長さは160mmにしました。

これも、文庫判サイズ〜A5判までが十分に収まる寸法です。

材料の加工と組み立て

材料のカット

かなり、ざっくりした表現ですが、、、

完成のイメージとしては今回購入したカラーボックスをフツーに組み立てた場合の寸法を縦方向にカットしたら大体出来上がりというような感じです。

言葉にすると簡単ですが、今回のDIYは材料カットが一番大変でした、、、

 

材料のカットは自分で丸ノコでカットしました。

繊維材を初めて切りましたが、特に問題なく切れました。

初心者でも安全にまっすぐ切るコツ|電動丸ノコの使い方
木材を切る代表的な工具といえばのこぎりです。 小学校の図工、あるいは中学校の技術の授業で使う機会があったと思います。 ※ のこぎりの使い方は以下の記事で詳しく紹介しています。   ところが、DIYで本格的な木...

これが、もしフラッシュだった場合、切った断面をすべて直すという、超不毛な作業があった所ですが、フラッシュでは無かったので、セーフです。

組み立て

組み立ては木ネジを使って、簡易的に組み立てました。

木ネジの頭を隠す事もしていません。

 

組み立て時にやった小技です。

本棚の高さと同じ長さ(225mm)に切った角材をクランプで挟み、反対側にも角材を挟んで棚板を固定して材料を固定すると、作業がやりやすいです。

こうすれば、材料にケガキをしなくても棚板の高さを等間隔に組めます。

まとめ

完成した本棚(1770 x 585 x 160 mm)

そんな感じで、出来上がった本棚がこれです。

どうでしょう? 僕は意外と悪く無いなぁと思っています。

材料は木ねじ以外はニトリのカラーボックス(カラボ ワイド6段(NA))なので、¥5000くらいなので安く上がりました。

カラーボックスを使ったDIYのアイデアとしてアリだと思います。

参考になれば。

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