今回はパーテーションを作ったときの話です。
最近、店舗の什器を作っていてその中の一つです。
簡易的な仕切りというより、ちゃんと自立して立つ壁を作ることができました。
自立するパーテーションを作る方法
僕が作ったものは タテ1820mmxヨコ1285mm 厚さ48mm のパーテーション(壁)です。
壁はフラッシュで作りました。
フラッシュとは、中が空洞の構造のことで、家具や、ドアとかでよく使われる作り方です。
角材を四角く組んで、表と裏から薄い板を貼り付けて分厚い板にする方法です。
中が空洞の構造というのは、上図の手前側のようなことで、これを骨組みにして表面に薄い板を表と裏に貼り付けた作り方をフラッシュと言います。
なんで、こんな複雑なことをするの?
ぶ厚い板を買うんじゃ駄目なの? という人もいるかもしれませんが。
ちゃんとフラッシュの方が良い理由があって。
- ぶ厚い板は高額です。
- ぶ厚い板はとても重いです、対してフラッシュは軽く作れます。
- フラッシュで作った方が年月が経っても反ったりねじれたりしにくいです。
作った壁を自立して立たせたい
さて、作った壁を自立して立たせたいので、どうしようか?
と考えた結果、作ったのが以下です。
パーテーション側をメス凹にして、立たせる地面側に作った凸に差し込んでしまおうという作戦です。
差し込んで入れる分だけすき間を作っています。
言葉では説明しづらいので写真をご覧ください。
上の写真が完成した壁です。
壁に接している部分もあるので、壁にもうまいことくっつけて強度アップを狙いました。
地面側と、接している壁側には、作ったパーテーションにピッタリはまる角材をくっつけてオス凸にします。
今回の作業で使った道具
この作業で使った主な道具は以下の通りです。
- インパクトドライバー
- コンクリートドリル
細かくあげるともっとたくさんあるんですが、主な道具はこんな所です。
コンクリートの穴あけに使う工具は振動ドリルを使うのが普通だと思いますが、インパクトドライバー18Vでも全然できました。
この作業で、コンクリートドリルを買い足しましたが、六角軸だったのでインパクトでもコンクリート穴あけは全然ある作業なのかもしれません。
あと、穴をあけたあとにネジを効かせるために入れるコンクリートプラグは必須ですのでお忘れなく。
まとめ
マニアックなニーズだと思うので、参考になる人はあまりいない気がしますが、DIYの1つのアイデアとして紹介しました。
こういうパーテーションをDIYで作ったという人は、当時検索しても見つからなかったので、(おそらく)僕のオリジナルの方法だと思います。
この作り方はトイレのパーテーションを見ていて思い付きました。
では、参考になれば。