
以前、チャイハネのシーツを使ってのれんを自作したという記事を紹介しました。
のれんは僕の妻が作ってくれたんですが、以前紹介した時点で僕の理解が不足していたのもあって分かりにくい部分もあるなと思ったので、今回は手順も踏まえて詳しく「のれんの作り方」を解説します。
手作りのれんのデザインと設計図
以前、妻が作ってくれたのれんです。
2枚違う色の布を使っているのが特徴です。

のれんの材料_チャイハネのシーツ
材料の布はチャイハネで買ったシーツを使いました。
質感はガーゼみたいな感じで、厚さは向こう側が透けて見えるくらいの薄さです。

のれんのデザイン(mmミリメートル)
完成したのれんの寸法は上図のような感じです。

のれんの設計図(mmミリメートル)
上図はのれん1つ分の設計図です。
妻が作ったのれんは布を2枚重ねたデザインなので、図の材料が2セット必要です。

布の端は15mmのりしろを作る
布の端は15mmのりしろを作っておきます。

材料取り例
シーツの端があらかじめ15mm折って縫われているので、シーツ1枚(1500×2250mm)から図のようにカットし材料取りをすると良いでしょう。
こんな感じで、端が縫われています。
タグがカワイイのでそのまま残るようにカットすると良いでしょう。
手作りのれんの制作行程
布を裁ちバサミでカット
まず、シーツを裁ちバサミでカットします。
カット前に定規を当てチャコペンで印をつけましょう。
線を引くときは定規を当てて引きます。
裁ちバサミでカットします。
真っ直ぐ切るのが自信がない場合は?
今回は使っていませんが、真っ直ぐ切るのが自信がない場合は定規を当てながら、ロータリーカッターで切るのがオススメです。
使い方はこちら→ぺらぺらの薄い材料や布のカットに便利|ロータリーカッターの使い方
定規はカッターガイドがオススメです。
使い方はこちら→カッターを使った安全な直線カット|タジマ カッターガイド
端をジグザグ縫いする

ジグザグ縫い
布の端から糸がほつれてしまうのを防ぐために、カット後にカットした辺をミシンを使いジグザグ縫いをします。

ジグザグ縫い

左がジグザグを縫い後|右がジグザグを縫い前
左がジグザグを縫い後の状態で、右がジグザグを縫い前の布です。
あとで端を折って縫うので、やらなくてもいいと思うんですが、やった方が丈夫です。
真ん中をつなげる→端を折って縫う

直線縫い
ジグザグを縫い後、端を織り込んでから直線縫いをします。

布の端を織り込む|15mm
布の端を織り込む時、三つ折り(同じ幅分2回折る)にしてアイロンをあてます。
ジグザグ部分が見えない方が見た目が美しいのと、強度が増すためです。

真ん中を縫って布2枚を繋げる
長辺を折り込んだあと、端をミシンで縫うんですが、端を縫う前に布2枚を図のように繋げます。
ちょうど、折った端の角と角を合わせて繋げます。

まち針で仮止め
まち針で仮止めしています。
繋げてから、、、
繋げた辺の端を縫っています。
外側の端を縫っています。
棒を通す穴を作る→2枚をつなげる
のれんを吊る棒を通す穴を作りつつ、長辺を折り込んで縫ったモノを2セット重ねて繋げます。
写真を見ると分かりますが、割と大雑把に折っても平気です。
まとめ
というわけで、今回はのれんの作り方を紹介しました。
よかったら参考にしてみて下さい。