以前、本棚をDIYで作りました。
この本棚は僕の仕事部屋と廊下の間を仕切る「間仕切り」を兼ねています。
元々は引き戸(ふすま)があったんですが外してしまいました。
理由は古い日本の建築にはありがちな気がするんですが、廊下が暗かったからです。
引き戸を取り外した事で、仕事部屋が広く感じられ、適度に自然光も入るようになり、廊下側の空間が明るくなりました。
やっぱり、ふすまはいらなかったんだ!
外して良かったなあー!
と、思っていたんですが。
なんという事でしょう、、、冬が超絶に寒いんです。
我が家は築60年以上の元空き家なので、すき間風がすごいんです。
マンションに住んでいる方には想像できないかもしれませんが、暖房をつけっぱなしにして1日過ごしても、窓に結露が全く発生しません(笑)
というわけで、寒いし、やはり「仕事部屋と廊下の間に仕切りは必要だよね?」という事になりました。
そこで、一部を本棚にし、残ったスペース(図のグレー部分)を暖簾(のれん)をかけて仕切る事にしました。
暖簾(のれん)の作り方
のれんの材料
のれんの材料はチャイハネで買ったシーツを使いました。
チャイハネはアジアン雑貨衣料を扱っているお店です。
シーツは1枚¥1000(2008年当時)くらいでした。
※ シングルサイズ(1500×2250mm)
質感はガーゼみたいな感じです。
厚さは向こう側が透けて見えるくらいの薄さです。
このくらいの薄さなら、適度に光りを通すので廊下の明るさも保てます。
のれんの設計図
キレイでいい感じの布ですが、防寒の意味では1枚だけでは心もとないのではないか?
だったら2枚重ねたら良いんじゃないか?
2枚違う色を重ねたらカワイイんじゃないか?
という、感じで上図のような物を作る事にしました。
センターにはスリットを入れます。
夏になったら1枚だけ絞って使うといい感じなんじゃないかなと。
シーツ1枚(1500×2250mm)から図のようにカットし材料取りをします。
今回作るのれんは布を2枚重ねたデザインなので、図の材料が2セット必要です。
布の端は折り込んで縫います。
今回は15mmにしました。
のれんの制作
裁ちバサミでカット
カット前に定規を当てチャコペンで印をつけます。
定規を当てて線を引きます。
シーツを裁ちバサミでカットします。
端をジグザグ縫いする
布の端から糸がほつれてしまうのを防ぐために、カット後にカットした辺をミシンを使いジグザグ縫いをします。
左がジグザグを縫い後の状態で、右がジグザグを縫い前の布です。
あとで端を折って縫うので、やらなくてもいいと思うんですが、やった方が丈夫です。
真ん中をつなげる→端を折って縫う
ジグザグを縫い後、端を織り込んでから直線縫いをします。
ミシンを使って縫う前にアイロンを当てて折り込みます。
長辺を折り込んだあと、端をミシンで縫うんですが、端を縫う前に布2枚を図のように繋げます。
ちょうど、折った端の角と角を合わせて繋げます。
まち針で仮止めしています。
繋げてから、、、
端を縫っています。
ところで、端を縫ったのは長辺だけです。
何で短辺の端は縫わないのかというと。
こんな感じで、シーツを買った時にすでに端が折って縫われていたので、材料をカットする時に、折られた端が残るようにカットしそのまま利用しました。
タグがカワイイのでそのまま残したいという意図もあります。
2枚をつなげる
のれんを吊る棒を通す穴を作りつつ、長辺を折り込んで縫ったモノを2セット重ねて繋げます。
まとめ|完成
というわけで、のれんが完成です。
1枚絞るとこんな感じです。
まるで、僕が作ったような感じで書いてきましたが、これを作ったのは僕の妻です
わたくしが制作者です
どんな、ところが苦労した?
色々あるけど、のれんを1つ作る作業を2回やらないといけない所かな
作業を見ていて思ったのは真っ直ぐ切る、真っ直ぐ縫う、だけだからゆっくり丁寧にやれば、初心者の人でも作れそう?
ミシンが使える人なら、たぶんできるよ
というわけで、今回はのれんを作ったよ、という話でした。
良かったら参考にしてみて下さい。
洗濯しても大丈夫な布用の接着剤を見つけました、ミシンが使えない人でも作れるかもしれません、参考にしてみてください