今回は自宅の郵便ポストをDIYで交換したときの話です。
郵便ポストをDIYで「手作りしたい」「自作したい」「自分で取り付けたい」と考えているひとのために紹介します。
ポスト自体は市販品にちょっと手を加えた程度のプチDIYなので、「一から自作したい」という人には物足りない内容かも。
でも、なにかの参考になれば。
ポストはコンクリートブロック壁に取り付けたんですが、壁に穴をあけないといけません。
コンクリートの穴あけは初挑戦でしたが、無事うまくいきました。
ポストは市販のモノにアイアンの文字プレートを取り付けました。
ポスト制作・取り付けに使用した材料と工具
ポスト制作に使用した材料
ポスト制作といっても……売ってるモノを組み合わせただけです。
- ポスト
- 文字プレート
ポストはこちらを買いました。
シンプルなのでDIYでアレンジしやすいデザインだと思います。
アイアンの文字プレートはもともと黒だったんですが、白くペイントしました。
ポスト取り付けに使った工具
コンクリートブロック壁の取り付けに使った工具を紹介します。
細かい説明はのちほど。
作業中の様子と一緒に紹介します。
- インパクトドライバー
- コンクリートドリル
- エビプラグ
郵便ポストをDIY
文字プレートをペイントする
アイアンの文字プレートを白くペイントします。
スプレー前にシリコンリムーバーで表面の脱脂をします。
このあと、塗装前の下塗りに金属用プライマーをスプレーするとたぶん完璧ですが……、やりませんでした。
すこし塗装が剥がれてもアジかなと思ったので。
あまりにも剥がれるようなら、やり直します。
※ 3ヶ月以上経過していますが特に問題ありません。
塗装はターレンスのアムステルダムスプレーペイントを使いました。
水性のアクリルスプレーです。
いつだったか、画材屋で買ったモノです、ホームセンターでは見たことが無いです。
これが、スプレー塗料にありがちなシンナー臭がありません。
なので、室内で作業してもぜんぜんOK。
塗装は色んな方向からスプレーするのがコツです。
ポストの扉の穴あけ
文字プレートはネジで固定できるように、あらかじめネジ穴があいています。
ポスト扉にドリルで穴をあけたいので、作業がしやすいよう扉を外します。
一見、「こんなの外れるか?」と思いましたが、シャフトが弓形にぐにーっとしなるので外せます。
今回、初めて使ってみたオートポンチです。
ドリル穴あけ前のマーキングに便利そうだと思って買ってみました。
これ、なかなか良いです、ちなみに木工にも使えます。
マーキング(ポンチング?)はポンチとハンマーが必要で、両手で作業するんですがオートポンチは板に押し付けるだけで「パチン!」で完了です。
片手でマーキングできるのが便利です。
マスキングテープで当たりをつけ、ネジ穴ごしに鉛筆で印をつけます。
文字プレートの取り付け
文字プレートのネジ穴が小さいので、ネジはミニビスを使いました。
ボルトとナットで取り付けるのがスマート……というかフツーの選択ですが、ボルトナットだと太さがM2(だったと思う)で、手持ちが無いので買おうか迷ったんですが「M2のボルトセット買っても、今後使い道あるか?」と思ったので、ミニビスにしました。
ネジを受けとめる先が無いので、扉の裏に赤くペイントとした板材をかまして、固定しました。
やや手作り感がでてしまい嫌ですが、外から見ると分からないので良しとしました。
そうそう、ミニビスが鉄なので当然サビます。
うっかりしてました……。
ポストを取り付けて2、3日で、赤くサビてしまいました。
でも、これがポストの赤といい感じにマッチしてて、「まるで狙ってやった」かのような感じになった、と思ってるんですが。
うっかりですが、結果オーライです。
コンクリートブロックに取り付け
以前、使っていたポストを取り外します。
外すと、なぜかポストがあるという……。
そうなんです、このポストは以前住んでいた家主のポストなんですが、引っ越した時点で機能していないポストでした。
入口があるんですが、手紙を受ける出口がないんです。
ポスト、どうしていたんでしょう?不思議です。
取り付け部分のツラを揃えるために合板を壁に貼り付けました。
コンクリート穴あけ初挑戦。
以前、買ったインパクトドライバーが活躍してくれました。
合板ごしに穴あけしてますが、合板をコンクリートブロックに厚手の両面テープで仮止しています。
振動ドリルじゃないとダメかな?と思ったんですが、インパクトドライバーでいけました。
使っているのはhikoki18vインパクトドライバーです。
ネジを効かすためにエビプラグをさしこみます。
プラグをさすと木ネジが効くようになります。
ポストの内部。
まとめ
というわけで、自宅の郵便ポストをDIYで交換したときの話でした。
なにか参考になれば。