
冷蔵庫あるあるだと思うんですが、薬味チューブってあるじゃないですか?
わさびとかニンニクとか、こういうヤツですね。
今は撮影用(笑)にそれぞれのチューブは自立して立っていますが、フツーに調理していると、、、

はい。こうなりますね。
これが、気に入らないんです。
この状態だと見た目も良くないんですが、チューブが見えないので残量が分かりにくいので使おうと思ったら「あれ?無かった、買ってなかったっけ?」という事がよくあります。
ようは、薬味チューブが見やすい場所にあれば良いわけです。
理想は使いやすくて、見やすく、キレイな状態で収納できる事です。

というわけで、薬味チューブを見やすく取り出し安いようにマグネット式収納ホルダーを自作したので紹介します。
○ マグネット式収納ホルダーの作り方
名前をつけるなら、マグネットダブルクリップと言ったところでしょうか。
磁石がくっつく所ならどこにでもぶら下げられます。
まあ、作り方はくっつけるだけなんで、簡単に材料と注意点を紹介します。

家にあった材料で試作品を一個作り、量産型(笑)に使う材料はすべて100均で手に入る物を使う事にしました。
・ 材料
超強力マグネット(ネオジム磁石)

超強力マグネット(ネオジム磁石)
最近、百均で普通に売ってる世界最強の磁力を持った磁石です。
磁石の大きさは直径6mm x 高さ2mmくらいです。
もう少し大きいと良いかなと思ったですが、これの1つ上のサイズだと大きすぎると感じたので、このサイズにしました。
これをクリップに瞬間接着剤でくっつけます。

強力磁石|ネオジム磁石のDIYでの活用方法を考えてみました
ネオジム磁石をご存知でしょうか?
日本人の方が開発した世界最強の磁力を持った磁石です。
僕は工具なんかを磁石でくっつけて収納しています。上の記事で紹介したマグネットナイフラックもネオジム磁石を使った製品だと思います。
今回はネオジ...
メタルダブルクリップ

メタルダブルクリップ
今回はチューブをはさむパーツには、書類をはさんで束ねるメタルダブルクリップを使用しましたが、充分にチューブをはさんで固定できるならどんな物でも使えると思います。
磁石とクリップ部分は瞬間接着剤で固定してしまうので、磁石がくっつかない素材でも使えます。
瞬間接着剤

100円均一の瞬間接着剤
接着剤はアロンアルファのようないわゆる瞬間接着剤を使用します。
これも、百均で売ってます。
・ 作ってみて分かった注意点|磁石の位置
作ってみて分かった事なんですが、磁石をくっつける位置は意外と大切です。
くっつける場所やクリップの形状によって、ベストな位置はそれぞれ違うはずなので、1個〜3
個くらいは失敗するつもりで探って見てください。
それに、磁石の大きさも大事なポイントです、くっつける場所によっては磁石の力が弱すぎてうまくくっつかないかもしれません。

失敗作|磁石の位置が下すぎる
ちなみに上の写真の磁石の位置では、上手くくっつかなくて失敗でした。

僕が使った材料の場合はやや上側にくっつけると上手くいく事が分かりました。
写真は100均の材料だけで作った量産型です。

やや大きめのチューブ調味料でもくっつける事ができました。

磁石がくっつく場所なら場所を選ばずビシッとくっつきます。
調理中にガスレンジ周りのステンレス部分にくっつける事ができるので便利です。
○ まとめ
薬味チューブに限らず、パック式のスパイス類や、スティック状の調味料を収納するのにも使えるかもしれません。
工夫しだいで、冷凍庫のすき間部分を活用する事が可能になります。
マグネット部はネオジム磁石を使用しているので、パッ!ピシッ!と取りはずす感覚が、気持ちいいです。
収納ホルダーに収めるタイプと比べるとポケットに収めるという動作が必要無いので、パッ!ピシッ!とくっつけるだけなんで、かなり感覚的に使えるのではないかと思います。