木製のパームレスト(リストレスト)を自作してみました。
最近、やったDIY。
木製のウッドリストレストを自作してみました。
きっかけはフィルコのウッドリストレストが欲しいけど、高いなと思ったので。
材料としてちょうど良いのはワンバイ材で、切って角を丸めれば大体できあがり。
オイルかワックスでも塗れば、なんとなくそれっぽい感じ。#DIY pic.twitter.com/eHePD7BvWa— カピ@DIYブロガー (@kapi_free) June 27, 2020
材料としてちょうど良いのはワンバイ材で、切って角を丸めれば大体できあがり。 オイルかワックスでも塗れば、なんとなくそれっぽい感じ。
「パームレスト(リストレスト)を作ろうかな?」と思ったきっかけは、FILCO のウッドリストレストを見かけたからです。
シンプルなルックスですが、国内で職人さんが一つ一つ手作りしていて、材料は北海道天然木の無垢材、手前側に傾斜する加工がされていて、裏面に歪み防止のため?のスリット加工、塗装はオスモカラー仕上げ、という中々のこだわりを感じる商品です。
これが「高い」という人もいるんですが、そうかな?
これは、これで、値段相応だと思いました。
なんでかというと、実際に似たようなモノを作ってみて、使ってみたので。
ワックスかオイルで手入れしながら使えば、年数が経つごとにアジがでてきて良い感じになるんじゃないかと想像できます、一生モノだと思えば大して高くはないのかなぁ?と思います。
それでも、「、、、ちょっと高いなぁ」と思った人。
「これ?作れないのかな?」と思った人もいますよね?
かくいう、僕もそう思ったので。
そういう人たちの為にシェアします。
というわけで、木製のパームレスト(リストレスト)を3種類ほど作ってみました。
ちなみにパームレストはリストレストとも呼ばれるようなんですが、両者は同じモノです。
この記事ではパームレストと呼ぶことにします。
木製パームレストの材料
では、実際に作ったモノを紹介しながらパームレストに使う材料を紹介します。
ワンバイフォー材(1×4材)
まずはシンプルバージョンです。
材料はワンバイフォー材(1×4材)です。
ワンバイフォー材はホームセンターで売られている木材でも1番安いほうの木材で、パームレストを作るのにオススメの材料です。
ワンバイフォー材をオススメする理由は、材料の幅がフィルコのリストレストとほぼ同じだから。
フィルコは幅 x 高さが 81 × 20 mm(滑り止めクッション含む)です。
ワンバイ材は幅 x 高さは 89 x 19 mmです。
このように、ワンバイ材の幅と厚みはフィルコのウッドリストレストにかなり近い。
上の図は実際の縮尺図です、図にするとほとんど変わらないのが分かります。
なので、長さ440mmにのこぎりか丸のこでズバッと切ったらパッと見、出来上がりです。
なんなら、カットはホームセンターでやってもらえば、ほぼやることはありません。
あとは角を120〜180番程度のサンドペーパーを当てて丸めればOK。
ただの木っぽさありまくりですが、機能としては出来上がりです。
ウッドパームレスト(リストレスト)が気になるけど、試しに使ってみたいなぁと気になる人にオススメです。
塗装はお好みで。
オイル塗料かワックスが良いと思います。
2つ目に紹介するのは同じくワンバイ材で、細かい加工をしてみたバージョン。
切りっぱなしでは味気ないなと思ったので手前側の角をのこぎりで落として、木工やすりで丸く削ってみました。
FILCOのマネをして、裏面のスリット加工も丸ノコでやってます。
合板 ベニヤ板
ワンバイ材で作るリストレスト(高さ19mm)では、ぶ厚すぎるかな?と思ったので、もう1つ作ってみました。
上の画像のパームレストは12mmの板(コンパネ)と4mmのシナベニアをボンドで貼り合わせて作っています。
貼り合わせたらクランプで挟んで固定するか、重しをして固定します。
この方法なら、2.5mm、4mmとホームセンターで売られている板の厚み単位で厚さを微調整できます。
手間がかかる方法ですが、この方法なら厚みを自分の好みにできるのがメリット。
ボンドの乾燥は余裕を持って1日(12時間以上)乾燥させるのがベター。
ベニヤの断面のボーダー層がデザイン的に見えるように狙ったんですが、どうでしょう?
仕上げの塗装はワトコオイルでオイル塗装(オイルフィニッシュ)しました。
内容はワンバイ材バージョンとほぼ同じですが、板と板を貼り合わせている加工のシーン、断面を削るときのシーンなどに違いあり。
まとめ
というわけで、FILCO のウッドリストレストをマネして自分で作ってみました。
どうでしょう?時間とやる気さえあれば、DIYで作れますよ。