地味ですが、最近使ってみて、いいなと思ったので紹介します。
僕は今まで木ネジは大雑把な作業に使うもので、細かい部分の細工(接合)はボンドを塗って釘を打つしかないと思っていたんですが、、、良いものを見つけました。
木工細工用、建築内装に使われている木ネジで、ミニビスといいます。
これが、なかなか良い!
ミニビスとは?
小さくて短い木ネジ
ミニビスとは、その名の通り小さいビスです。
このネジを使ったきっかけは短い木ネジが欲しい、と思った事です。
具体的には25mmよりも短いネジを探していて見つけたのが、ミニビスです。
25mm以下は20mmと16mmがあります。
これはかなり短いです。
ネジ頭もミニ
ミニビスはネジ頭もミニ、ドライバーのサイズは1号です。
奥のスレンダー2000のねじ頭は直径6mm、ミニビスは直径4mm(3.85mmくらい?)です。
参考までに引いて撮った写真です。
ミニビスのねじ頭は木材の節と比べてもかなり小さいです。
細かい工作に使いやすい
ミニビスは細いので細い工作にとても使いやすいです。
キッチンの引き出しの仕切りを作ってみました。
使った材料は5.5mm厚のシナベニヤです。
板厚が薄くてけっこう難しいですが、ミニビスを丁寧に打ち込めば薄い板の断面にも打ち込めます。
半ネジタイプなので使いやすい
ミニビスは半ネジタイプなのも、良いポイントです。
半ネジは材料Aに貫通したあとはネジ頭側は空回りするので、材料同士にわずかに隙間があいていても、ネジの先端は材料Bを持ち上げようとするので、カチッと接合するので使い勝手が良いです。
半ねじについて、木工に使うネジの種類と選び方については以下の記事で詳しく書いてますので、興味がある方はご覧下さい。
まとめ
木ネジは細かい工作をするのには向いていない、そう思っていましたが、ミニビスを使ってからは考えが変わりました。
ミニビスは1番長い物で38mmがあるので、ネジ頭が小さくて目立ちにくい特徴を生かして、コーススレッドを使わずに長いミニビスを使うという選択肢もありかもしれません。
地味で小さな発見なのかもしれませんが、ミニビスのおかげで少し夢が広がった気がします。
ぜひ、お試しを。
良いですよ。