
なめてしまったネジ
作業中にネジの頭の溝(ネジ山)を潰してしまう事があります。
ネジ山が潰れてしまう事を、ネジが「なめる」と言います。
ネジがなめてしまうケースは色々とあると思いますが、例えば「ネジが錆びていてうまく回らない」とか。

ネジに合ったドライバーサイズを使えばネジはなめにくい
あるいは、「ドライバーのサイズが合っていない」という事が考えられます。
ネジがなめると相当に厄介なので、本来はネジが完全になめる前に色々と手を打っておくべきです。
だけど、色々手を尽くしても、どうしてもネジがなめてしまう時もあります。
今回はネジがなめた時の対処法を紹介します。
ネジがなめた時はネジ外し工具|ネジザウルス
いきなり結論なんですが、僕はネジがなめた時は「ネジ外し工具」を使っています。
使っている工具はネジザウルスです。
僕はPZ-55を使っています。型番によってちょっとずつ形が違います。

ネジ外し工具|ネジザウルス(PZ-55)
この工具は、なめたネジの頭をガチッとはさんでグリグリ回して外す事ができる工具です。
一見、ただのペンチですが。

ネジ外し工具|ネジザウルス(PZ-55)
ペンチと違う点は先端の溝の方向と形が違います。

ラジオペンチの先端
ペンチやラジオペンチの先端の溝はこのようになっています。
ラジオペンチでネジの頭をつかむとネジの頭と溝の方向がほぼ平行になってしまいます。
ネジザウルスを持っていない時になめたネジの頭をペンチでつかんで外そうと挑戦した事があるんですが、すべってしまい上手くいきませんでした。
ネジザウルスの使い方
このようにネジの頭をガチッとつかみ。
あとはグリグリと回し、外します。
ネジが長いと心が折れそうですが、大丈夫です。
いつか外れます。
まとめ
ネジがなめる事は特にDIYや工作を頻繁にしない方でも日常的に起こりうる「あるある」だと思うので、まだ持っていない方は買ってみてもいいじゃないでしょうか?
いつか役に立ちますよ。
ネジザウルスはDIYの鉄板ツールです。
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