薄くてペラペラした材料(紙とか布など)を切るとき、切れても端がギザギザになってしまったり、ボロボロになってしまった。
上手にまっすぐ切ることができない、、、
そういった経験をしたことがある方いませんか?
例えば裁縫をしているケースでは材料は布や革ですよね?
洋裁、裁縫している時に切る道具と言えば、思い浮かべるのは断ち切りバサミですよね?
DIYや工作するときでも、薄いペラペラの材料を切る時には当たり前にハサミやカッターを使いますよね?
例えばビニールだったり薄い紙、薄いフィルムのようなものを切っている時に端っこで失敗する事ってありませんか?
今回はそういった薄くてペラペラした材料、布やビニール、紙、などを切ることに特化したオルファのロータリーカッターを紹介します。
ロータリーカッターの使い方や切るときのコツ、一緒に使うと便利な道具についても紹介していきます。
ぺらぺらの材料や布のカットに超便利|ロータリーカッター
僕がロータリーカッターを知ったきっかけなんですが、僕は5年ほど美術技術の教育に携わっていました、中学生に絵、工作、木工を教える仕事です。
授業中にどうしても大量なぼろ布(ウエス)が必要でした。
布は激安だったのでウエスの業者から買っていたんですが、業務用のウエスですので、1枚がとても大きいです。シーツくらいの大きさです(というか、シーツだったのかも)。
現場の仕様に合わせて切ってね、ということなんでしょう。
そのウエスを、断ち切りバサミで一枚一枚、切っていたんですが、それが本当に大変で何か良い方法はないものかな?ずっと思っていて調べていたら、ロータリーカッターを見つけました。
というわけで、ロータリーカッターを使っている様子を動画で撮影しました。
3〜4分の短い動画ですのでぜひご覧ください、見ていただけると分かるんですが、この方法だとウエスを大量生産できます。
初めて使った時は感動しました。
ロータリーカッターの使い方やコツ
ロータリーカッターの使い方やコツについて紹介します。
補足として初めて使う人が持つかもしれない疑問についても解説します。
使い方のコツ|材料に対して押して切る(ピザを切るように)
ロータリーカッターを見て、ピザを切るピザカッターを連想した方、いませんか?
イメージとしては本当にピザを切るようなイメージで切るとうまく切れます。
材料に対して、上からぎゅっと押して切るようなイメージです。
ピザを切る時と同じで、ちゃんと上からぎゅっとして押して切らないとピザって切れませんよね?
「あれ?切ったのにちゃんと切れてない」ってピザを切るときのあるあるですよね?
あれと同じです。
ロータリーカッターは危なくないの?
刃が大きく、むき出しになっているので「危ないんじゃないか?」と思う方もいると思うんですが、正しい使い方をしていれば特に危険はありません。
使わない時は安全装置(ブレードカバー)で刃をしまえるので安全です。
子供が使う場合でもカッターナイフや彫刻刀が安全に使える年齢であれば、問題ないかと思います。
刃の進行方向に手を置かないなどの基本的なことが注意できていればOKです。
一緒に使うと便利な道具
定規
直線カットをする場合は定規と一緒に使うと良いでしょう。
動画にも出てきましたが、タジマカッターガイドがオススメです。
直線カットをすることに特化したツールですので、ロータリーカッターだけではなくカッターナイフを使う作業でも使えます。
カッターマット
カッターを使う作業はカッターマットが必要です。
まだ持っていない方は小さいものよりも大きいもの、自分が必要だと思うサイズよりちょっと大きめのモノを買うのが良いと思います。
カッターマットは2〜3mm程度のボール紙でも代用できます。
ボロボロになるまで使ってそのまま捨ててしまえるので便利です。
ダンボールごみと同じように捨てることができます。
ロータリーカッターの替刃
さすが、折る刃式のオルファの製品ということで、ロータリーカッターにも替刃が売っています。切れ味が悪くなってきたら刃を交換しましょう
まとめ
材料を切っていて、切れても端がギザギザになってしまった、、、
薄くてペラペラした材料を切る時の失敗あるあるですよね?
ロータリーカッターを上手に使えばそういった材料もカンタンに切ることができます。
DIYや工作をしていると材料を切る、カットするそういうことが多くあると思います。
材料によって上手に切る道具を使い分けることが大事ですね。