【丸ノコ定規の作り方】丸ノコでまっすぐ切るために絶対必須 2017年旧記事

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丸ノコは2×4や大きくて分厚い板材もあっという間にカットできます。

DIYで本格的な木工をするなら丸ノコは絶対に必須の工具です。

ところが、使ってみると分かると思うんですが、切り口がガタガタになってしまったりして意外とまっすぐに切れないという事がありませんか?

タジマ 丸鋸ガイド モバイル 90-45 マグネシウム 長さ200mm MRG-M9045M

丸鋸ガイド

実は丸ノコは丸ノコだけで使う工具じゃないんです、上の画像のようなガイドと一緒に使って初めてまっすぐに正確に切れる工具なんです。

あと、まっすぐ切る事が安全に丸ノコを使う上でとても大事で、まっすぐ切る事でキックバックを防止する事もできます。

このガイドは自分で作る事ができるので自作がオススメです、大工さんも使っています。

というわけで、今回は丸ノコの直線カットに使うジグ(道具)の作り方を紹介します。

通称「丸ノコ定規」あるいは「丸ノコガイド」と呼ばれるジグです。

最近、作り直す機会があったので紹介します。

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丸ノコ定規の仕組みと作り方

丸ノコ定規の仕組みを解説するには、作り方を見てもらった方が早い気がするので並行して解説します。

Cの辺がまっすぐなのが重要

Cの辺がまっすぐなのが重要

Aの板の上にBの板を張り、木ネジかボンドで固定します。

Cの辺がまっすぐなのが重要なので、買ったばかりの製材されたキレイな面を使いましょう。

赤矢印の辺をCの辺に当てながらAの板を切り落とす

赤矢印の辺をCの辺に当てながらAの板を切り落とす

Cの辺に丸ノコの矢印で示したベース部分を当てながら、Aの板を切り落とします。

これで、丸ノコ定規の出来上がりです。

切り落とした部分に丸ノコの刃が通るようになる

仕組みは単純で丸ノコで切る度にCの辺に丸ノコのベースを当てながら切れば、切り落とした部分に丸ノコの刃が通ります。

材料にケガいた線に切り落とした辺を合わせながら切ればまっすぐ切る事ができるわけです。

簡単でしょう?

角材カット用の丸ノコ定規の作り方

前述した丸ノコ定規は板材を切るのには使えますが、角材では少し使いづらいので工夫します。

くっつける角材とCの辺が直角になっている事が重要

くっつける角材とCの辺が直角になっている事が重要

角材カット用なのでAとBも小さく作って貼り合わせます。

裏返して、角材をくっつけてストッパー兼・持ち手にします。

くっつける角材とCの辺が直角になっている事が重要です。

あとはCの辺に丸ノコのベース部分を当てながら、Aの板を切り落とします。

出来上がったものがコレです。

こんな感じで使います、角材とCの辺が直角なので材料に角材を当てるだけで垂直カットできます。

丸ノコ定規を作る時の細かい注意点

ベースになる板材(A)の厚み

板材Aの厚み分だけ丸ノコの刃が切る材料から離れるので、ベースになる板材は厚すぎない方が良いでしょう。

Aが厚すぎると一度で切れない材料も出てきます。

例えば僕の使っているRYOBIの丸ノコの刃の径は145mmですが、Aの厚みが12mmだと、限界まで刃を出してもツーバイフォー(38 x 89 mm)が一度で切れません。

かと言って薄すぎても、ペラペラで頼りないです。

板材カット用12mm|角材カット用2mm

板材カット用12mm|角材カット用2mm

なので、僕は板材カット用の丸ノコ定規のAの厚みは12mm、角材カット用のAの厚みは2mmにしています。

板材カット用はもう少し薄くても良いと思ってます、大きさは全長1200mmです。

板材Aに貼り付ける板(B)の厚み

失敗してから気がついたんですが、ベースに貼り付ける板が厚すぎると丸ノコ自体に当たってしまい使い物になりません(笑)

これから作る人は注意しましょう。

使用する丸ノコによりますが、Bの厚みは2mm〜5mm程度で良いでしょう、

まとめ

というわけで丸ノコ定規の作り方について解説しました。

僕が丸ノコ定規を初めて知った時は目からウロコで、本当にビックリした事を覚えています。


後日追記

以下の記事は、丸ノコで安全にまっすぐ切るコツについて僕なりの考えのまとめてみました。

良かったら参考にしてみて下さい。

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