大きい材料が欲しい時や家具の修理に|金具を使わない木材の繋げ方

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材料をつなげたい

材料をつなげたい

今回は金具等を使わない木材の繋げ方について紹介します。
 
最近の話で、1820mmのファルカタ材を買ったんですが、なんと欲しい寸法が1824mmで4mm足りなかったんです。
うっかり!たったの4mmです!
 
もっと長い材料を買いなおすしかないかな?と思ったんですが「4mmくらいならつなげてしまうか!」と、トライしたら上手くいったので紹介します。
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○ 金具等を使わない木材の繋げ方

・ 必要な材料

まずは、木材をつなげるのに使った材料を紹介します。

接着材

コニシ ボンド アロンアルフア プロ用耐衝撃 20g #31701

アロンアルフア

接着剤はアロンアルファを使いました。
 
アルテコ 業務用 瞬間接着剤用硬化促進剤 スプレープライマー 420ml

スプレープライマー

アルテコスプレープライマーを使うと、作業時間短縮の為になります。
瞬間接着剤の効果を早めるスプレーです。
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・ ダボ材(丸棒)

WAKI 木工ダボ 8×30mm 約100個

木工ダボ

接着剤だけでつなげると弱すぎるので材料の断面にドリルで穴をあけて、ダボ材でつなげます。
ダボ材は市販しているダボ材や、ドリルの太さと同じ丸棒が使えます。
 
妻楊枝 大 約500本 21003

つまようじ

今回はダボ材に爪楊枝を使いました。
太い方がもちろん丈夫ですが、今回は負荷的に問題ないとだろうという事で爪楊枝を使いました。

・ 作業工程

材料の断面をけがく

材料の断面をけがく

つなげる材料の断面に2ヶ所ドリルで穴をあけます。
穴に接着剤を流し入れ、ドリルの太さと同じダボ材を差し込む、という流れですね。
 
断面に穴をあける

断面に穴をあける

この時の作業で、ドリルであける穴の深さとダボ材の長さを計算に入れる必要がありますが、
大体で良いです。
 
ダボを差し込む

ダボを差し込む

こんな感じで片方に爪楊枝を差し込みます。
穴には接着剤をたっぷり入れてます。
 
接着剤を充填する

接着剤を充填する

 
材料同士をつなげる

材料同士をつなげる

もう片方の材料の穴、断面に接着剤を塗り材料同士を繋げます。
ダボ材が長すぎて入らない場合がありますが、木槌で叩いて強引につなげます。
 
クランプで固定する

クランプで固定する

接着剤の硬化中は材料をクランプで締めてから静置します。
 
高儀 GISUKE クイックリリース ホビークランプ 100mm 2個組 QRH-100-2P

バークランプ

本当は材料どうしを、ぎゅっと圧着できればいいんですが、材料が長すぎて家にある物では無理だったのでこんな感じになりました。
小さくてもいいのでバークランプがあれば圧着できると思います。

○ まとめ

このテクニックはもっと大きい板材が欲しい時や、傷んだ家具の修理をする時に応用できます。
何かの参考になれば。
 
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