ミスプリントやFAXなどの裏側をメモの代わりに使ってる人っていますよね?
A4を半分にあるいは4つに切った紙の束を無造作にダブルクリップではさんだけのヤツです。
オフィスの電話の前によく見かけるような気がします。
それ、もう一手間かけると、1枚1枚はがして使えるメモ帳になるんですよ。
「そんなの、カンタンに作れるの?」
という声が聞こえてきそうですが、じつはカンタンに作れます。
今回は「1枚1枚ペリペリはがせるメモ帳の作り方」を紹介します。
最近、家中の書類の断捨離をしたら、裏が使えるコピー用紙が100枚ぐらい集まったので作ってみました。
知っておくと何かと便利な小技です。
材料はオフィスによくある、大量のミスプリントやFAXなどの裏紙が使えます。
この記事では――
- ペリペリ剥がせるメモ帳って自分で作れないのかな?
- カンタンにできない?
と、考えているひとのためにシェアします。
裏紙を使ったメモ帳の作り方
メモ帳作りの大まかな流れ
作業のおおまかな流れは以下の通りです。
- 紙をカットする
- 紙の束を固定し、のりを塗る
- のりを乾燥させる(半日〜1日)
- 完成
紙のカットはたくさん作ろうとすると時間がかかるので、一度に一気にやらずにヒマなときに切っておいて、紙の束をコツコツ貯めればいいと思います。
メモ帳作りに使う材料・道具
メモ帳作りに使う主な材料・道具はこちら。
- コピー用紙(裏紙など)
- のり(ボンド・事務のり)
- ダブルクリップ(洗濯バサミなどでもOK)
- ハサミ、カッターなど
僕は他にもイロイロ使ってますが、その他の道具についてはのちほど紹介します。
1.紙をカットする
どうせ、作るなら使いやすい大きさにしたほうが良いですよね。
裏紙はA4だと思うので、大きさはA4サイズ(297 x 210mm)を基準に半分(A5)→半分の半分(A6)という具合に決めると良いでしょう。
私ごとですが、家中の書類の断捨離をしているとき、裏が使えるコピー用紙集めていたら、ほぼすべてがA4でした。
世の中の書類のほとんどがA4なんですね。
話をもとにもどしましょう、メモ帳のサイズについてです。
僕のオススメはA5サイズ(210 x 148mm)です。
A4サイズを半分に切った大きさですね。
メモ帳としては大きめですが、使っていると大きすぎず小さすぎない手頃なサイズに感じるようになり、僕にとっての定番の大きさです。
「それじゃあ、大きいな」という人はポケットやカバンに入れて使いたい人だと思うので、さらにA5を半分にして、A6サイズ(148 x 105mm)にするとポケットに入る大きさになります。
A6は文庫本と同じ大きさです。
紙のカットは定規を当てて裂くとカッターもハサミも必要ありません。
10枚から20枚づつ切っていけば、数十枚程度ならこの方法でいけます。
ただ、100枚以上になると大変なので、大量カットの場合は定規を当ててカッターでカットするのがラクです。
カットするときに下敷きにカッターマットが必要です。
カッターマットが無い場合は段ボールや厚紙でも代用OKです。
紙のカットについてはを動画を観てもらった方がが参考になると思います。
また、動画内では紹介しませんでしたが、紙のカットにはカッターガイドがあると安全に直線カットできるのでオススメです、詳しくは以下の記事をご覧ください。

2.紙の束を固定し、のりを塗る
紙の束を固定してのりを塗ります。
今回3種類ののりを使って作ってみました。
- ボンド
- 液状のり
- スティックのり
僕は木工ボンドでよく作っていましたが、液状のり、スティックのりでもできました。
のりが乾いて固まると、どれを使っても仕上がりにあまり差がありませんでした。
液状のりは適度にコシ・粘りがあって作りやすいと感じました。
スティックのりでも作れますが、のりが固いのでやや作りづらいかも……。
でも、こんな感じでしっかり塗ればぜんぜんOKです。
しっかり塗らないと失敗しやすいのはどの、のりを使っても同じことなので、塗り具合が分かりやすいかも。
紙の束の固定は使えるものなら何でもOKですが、オフィスにありそうなモノならダブルクリップや目玉クリップが良いと思います。
洗濯バサミでもOK。
ちなみに、分厚いメモ帳を作りたい場合はスプリングクランプが便利です。
ちなみに、のりを塗った紙の束の断面にティッシュを貼るといいそうですが……。
僕はやったことが無いです、仕上がり美しくない気がするので。
貼らなくてもできるなら、貼らない方がいいんじゃないでしょうか?
3.のりを乾燥させる
最後にのりを完全に乾燥させて完成です。
のりがたっぷり塗ってあるので、なかなか乾かないので半日〜1日くらい放置します。
「えっ?すぐに使いたいんだけど?」
というひともいると思うので……、1つヒントを。
のりの水分が飛べばいいだけなので、ヘアドライアーやエアコンなど、風をガンガンを当てれば早く乾きます。
まとめ
というわけで、「売り物」みたいとまではいきませんが、1枚1枚はがして使えるメモ帳はカンタンに作れることが、分かってもらえたでしょうか?
今回の機会で、液状のりとスティックのりのような、事務のりを試してみましたが全く問題ありませんでした。
あとは、オフィスや家にあるモノで工夫すればできると思います。
僕はこのメモ帳を以前勤めていた会社でよく作ってました。
ヒマなときに大量生産して同僚や上司にあげてました。
まぁまぁ、便利に使ってくれてたんじゃないかと思います。
みんな、ちゃんと使ってくれていたので。
たぶん、作り方を知っていても、作る人は珍しいんじゃないでしょうか?
初めてあげると大抵の人は驚いてくれます。
知らない人も多いので、オフィスやバイト先、学校などで作ると自慢できるかもしれません。
ぜひ作ってみてください。