DIY作業中に木材の穴を塞ぎたい事があります。
例えば、以下の2つのようなケースです。
- 間違った場所に穴をあけてしまった。
- ネジが空回りして穴がバカになってしまった。

DIY作業中に間違ってあけてしまった穴を塞ぐ方法
間違ってあけてしまったしまった穴はパテを使って塞ぎましょう。
硬化した時に痩せない(減らない)エポキシパテがオススメです。
パテを穴に充填する時は少し厚めの使わなくなったポイントカードを短冊状に切ったモノを使うのがオススメです。
穴が空いた場所にこのように大雑把にパテを盛ります。
このようにポイントカードを短冊状に切ったモノでしごくように余分なパテを取り除きます。
パテが硬化したら、240番くらいのサンドペーパーで平らにならしたら完了です。
パテの代わりに木屑に木工ボンドを混ぜたモノでも代用できますが、ボンドの乾燥を待たないといけないですし、乾燥した時に痩せる(減る)のであまりオススメはできません。
穴が大きい場合

穴が大きくて盛ったパテが凹んでしまう
穴が大きい場合、あるいは穴が貫通してる場合は、うまくパテが盛れない事があります。
そういう場合は穴にボンドを塗った木片をつめて、サンドペーパーでならしてから、つめましょう。
ボンドを塗った木片をつめて、飛び出した部分をカッターや彫刻等などで、ある程度切ります。
木片は爪楊枝や割り箸で代用できます。
このあと削るんですが、作業はボンドの乾燥を待つのがベストです、ヘアドライヤーで表面だけ温風を当てて乾燥させます。
ボンドが乾燥したら120〜240番くらいのサンドペーパーで平らにならします。
パテをつめて硬化したら、240番くらいのサンドペーパーで平らにならしたら完了です。
塗装をする際の注意点
この後、塗装をする場合は以下の記事の塗装をする際の注意点が参考になるかもしれません。

ネジ穴がバカになってしまった時の対処方法
ネジの太さを変える
ネジが効かない(空回りする)時に一番手っ取り早い解決方法はネジの太さを変えます。
3.8mmの木ネジで空回りする場合は、4.1mmを使ってみる、それでもダメなら4.5mmというように変えます。
これは、実際に家具工房でも用いられている方法です。
ネジのサイズの確認方法
ネジのサイズの確認方法ですが、例えば上の画像のネジのサイズは太さが3.8mm、長さが25mmのネジサイズです。
バカになった穴を木片で埋める
ネジが効かない(空回りする)時に一番かんたんな、解決方法はバカになった穴にボンドを塗った木片を詰めます。
これでネジが空回りしなくなります。
木片は爪楊枝が便利です。
ボンドを塗った爪楊枝を穴の大きさに合わせて数本入れ、ポキっと折れば作業完了です。
これで、ネジが空回りしなくなります。
ボンドの乾燥を待つのベターですが、僕の経験的には15分くらい待てば大丈夫です。
アロンアルファなどの瞬間接着剤とアルテコスプレープライマー(硬化促進剤)を使うと時短になります。
まとめ
- 間違ってあけてしまったしまった穴はパテを使って塞ぐ
- ネジが効かない(空回りする)時はネジの太さを変える。
- あるいは、穴の大きさに合わせて数本爪楊枝をいれる。

以上、DIYあるある穴の塞ぎ方でした。
以下の記事も是非ご覧下さい。




