すのこで壁に棚を作ってみました。
賃貸アパートに引っ越したんですが、部屋の収納があまりないことに頭を悩ませていました。
ところが、賃貸ではよくあることだと思うんですが、壁に釘やネジを使えません。
引っ越すときは現状復帰して出ていかないといけないので、壁に穴をあけられません。
壁に釘やネジが使えれば、棚を作るのは難しくありません。
それができない……、困ったな、というわけです。
最近、壁の一部をすのこにした! という内容のDIYを紹介したんですけど、ちょうど同じ時期にやったDIYです。
今回は壁にすのこを使って棚を作ったよ! という話です。
すのこで壁に棚を作る方法
というわけで、今回はすのこで壁に棚を作ったときのことを、2つ紹介したいと思います。
まず、1つ目は洗濯機を置くスペースの、上部分がデッドスペースになってしまい活用できていません。
引っ越し直後で何もできていません、ここに棚を作ります。
それで、こんな感じになりました。
もう1件、こちらはクローゼットの内部なんですが「天井が高いので活用してやろう」というわけです。
ここにも棚を作りました。
こんな感じになりました。
すのこをのこぎりで切る
まず、すのこをのこぎりで切ります。
すのこは木が柔らかいので簡単に切れます。
すのこの裏の角材が邪魔なので、取り除きたい部分をのこぎりで切ります。
カットにソーガイドを使ってみました。カンタンにまっすぐに切れるのでラクです。
切った部分を、前後からゴムハンマーでガンガン叩きます。
ちなみに、角材を切り損じていると何度叩いてもうまくいかないので、ちゃんと切ります。
切った部分を何度かゴムハンマーでどついていると角材が浮いてくるので、ある程度浮いてきたら取り除きます。
角材を取り除くと釘が残るので、バール(釘抜き)で抜きます。
すのこで棚を作る
棚の構造はこんな感じにしました、下側から見た図です。
角材を足して、木ねじで固定します。
正面から見た図です、正面から見たときにすのこの角材が見えない作りにしています。
すっきりした見た目になっていて、良いと思っています。
すのこを壁に取り付ける
というわけで、棚ができたので、棚受けを壁に取り付けます。
棚受けと言っても、単に角材を壁に取り付けるだけです。
でも、賃貸ですので壁にネジは使えません。

画鋲
けど、賃貸でも画鋲はOKみたいですね。
気になったので、画鋲の針の太さを測ってみました。
画鋲の針の太さは0.87mmでした。
プッシュピンはどうでしょうか?
画鋲とほとんど変わらないと思ったんですが、プッシュピンの太さは1.11mmでした。
壁に刺して抜いた跡は、画鋲と変わりないんですが、プッシュピンの方がやや太いです。
次は釘です。
何でこんなことをしようと思ったのかというと、画鋲がOKなら画鋲と変わらない太さの釘でもOKではないか? と考えました。
ちなみに、釘は特殊なヤツでは無くてホームセンターに売ってる細い釘です。
ホームセンターに売ってる細い釘は1.23mmでした。
プッシュピンの太さが1.11mmだったので、0.1mmしか変わらないことが分かりました。
というわけで、画鋲がOKな賃貸だったら、細い釘なら壁に打ってもOK(だと思います)です。
というわけで、細い釘なら壁に打っても大丈夫そうなので、釘を使って角材を壁に固定します。
角材を取り付ける位置にマスキングテープを貼ります。
壁に仮止めするのに、角材に両面テープ貼ります。
壁に角材を取り付けました、釘を打つ前に角材にドリルで下穴をあけてから打ってます。
まとめ
というわけで、すのこで色んなモノを作っています。
今回のDIYでは、すのこで作った棚を壁に取り付けた時のことを紹介しました。
今回のDIYをやってみて分かった大きな発見は、賃貸でも壁に釘が打てる(かもしれない)ということでした。
一般的な画鋲の針(0.87mm)と比べても、細い釘(1.23mm)なら、針穴の大きさはほとんど変わらないので、画鋲すらNGという厳しい条件でなければ大丈夫なんじゃないでしょうか?
以上、参考になれば。