【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

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最近、カラーボックスを改造して本棚を作りました。

いつもなら、ホームセンターで材料を買って自作するんですが、材料にカラーボックスを使ってみたら、これが意外と良かったので、紹介します。

以下の記事と重複する内容もありますが、この記事は「カラーボックスってDIYの材料として意外とアリじゃない?」という点に着目します。

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カラーボックスをDIY(改造)するメリット

まずは、カラーボックスをDIYで改造するメリットについて紹介します。

メリット① 価格が安い

【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

カラーボックスカラボ ワイド6段

カラーボックスをDIYで改造するメリットは何と言っても材料代を安くする事ができます。

この大きさで送料含めて大体¥4000くらいでした。

追加の棚板も購入しましたが、それでも¥5000です。

 

【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

カラーボックスカラボ ワイド6段(追加棚板1枚)|完成図

上の図は「カラーボックスカラボ ワイド6段」に追加棚板を1枚プラスして組んだ場合の完成図です。

図はmm(ミリメートル)で表記しています。

 
【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

サブロクを買って自作する場合の例|グレーの部分は余り

上の図は同等の大きさの物をホームセンターでサブロク(※)の板を買って自作する場合の材料取りの例です。

うーん、、、これがベストか分かりませんが、最低でもサブロク3枚は必要になりそうですし、板もけっこう余りそうです。

 

これに、塗装もするとなると、、、

何を塗るか分かりませんが、材料代がかなり高くなってしまいます。

あんまり、お金をかけ過ぎて作るとDIYで作る意味も薄くなってしまいます。


サブロク(※)

ホームセンターで買える最大の大きさの板。

三尺(サブ)六尺(ロク)の略。

1820 x 915mm

メリット② 塗装をしなくて良い

カラーボックスをDIYで改造するメリットは塗装をしなくて良いというのも、大事なポイントです。

ニトリのカラーボックスに使われている板は繊維材(※)に木目をプリントしたシートが貼られた板なので、塗装をする必要がありません。


繊維材(※)

木材を粉砕して圧縮し接着剤で固めた板。

集成材やファイバーボードとも呼びます。

DIY(改造)に適したカラーボックスの選び方

カラーボックスを改造するdiyの事例は調べてみると結構あります。

色々見ていて思ったのがカラーボックスの材質に注意しないといけないと感じました。

大事なポイントは「板がフラッシュなのか?フラッシュでは無いのか?」です。

フラッシュとは?

【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

フラッシュの構造

フラッシュとは、図のように口、田のように格子状に組んだ構造材に薄い板を貼っただけの板で、中は空洞になっています。

 

 【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

板がもしフラッシュだった場合は矢印方向にカットした時、切った辺の部分だけ著しく強度が落ちてしまいます。

 

【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

これは、上から見た図です。

板がフラッシュだった場合はカット後に切った辺の断面に構造材と同じ厚みの角材を埋めるという、作業が必要になります。

こうなると、普通にホームセンターで板を買って作った方がラクです。

フラッシュと非フラッシュの見分け方

【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

フラッシュと非フラッシュの見分け方ですが、材料の化粧されていない断面を見ると分かります。フラッシュだった場合は構造材の木口の断面が見えます。

写真をみると2辺とも同じ感じなので、格子の上に薄い板を貼った構造では無い事が分かります。

材料の端真ん中部分を指でデコピンしてみて音を聞き比べるという方法もあります。

端と真ん中部分の音が違う場合は中が空洞なので、フラッシュです。

僕が購入したカラーボックス(ニトリ製・2017年現在)に使われている板はフラッシュではありませんでした。

ニトリのカラーボックスを加工してみた感想

それでは、DIYの材料としてニトリのカラーボックスを加工してみた感想を紹介します。

丸ノコで簡単にカットできる

材質は前述した通り繊維材という板に木目がプリントされたシートが貼られた板です。

繊維材とは粉砕した木を接着剤でガチガチに固めた板です。

「そんな板切れるのか?」という感じですが、丸ノコを使って切る事ができます。

実際に丸ノコを使って切ってみましたが、合板を切る感覚と変わりませんでした。

強度面に不安?

【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

12mm厚

ニトリのカラーボックス(2017年現在)に使われている板の厚さは12mmです。

 
【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

① 繊維材 ②合板

図は①繊維材と②合板(シナベニヤ等)の断面のイメージ図です。

②合板は薄い板を層にして積み重ね、接着剤で貼りあわせて一枚の板にしています。

一層ごと木目の方向を交差させてあるので、薄くてもけっこう丈夫です。

 

それに対して①繊維材は木を粉砕して接着剤で固めただけの板です。

うーん、、、どうなんでしょう?

「絶対にそう」と言い切れないですけど、両者を比較すると強度面においては繊維材はそんなに期待しない方が無難です。

 
【カラーボックス改造】DIYの材料として考えるニトリのカラボ

強度面の不安は構造を工夫する

でも、強度面の不安は構造を工夫すれば、ある程度は解消できます。

例えば、上図の左側は僕が最近作った本棚の設計図ですが、仕切りを一段飛ばしに入れて図の右側のような構造にするとかなり頑丈になります。

まとめ

それにしても、DIYの材料としてカラーボックスというのは、結構アリです。

安いし塗装をしなくても良い感じです。

今度違うモノを作る時もリピートしたいです。

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