我が家は築60年の元空き家です。
引っ越す前は、以前住んでいた老夫婦の持ち物がたくさんある状態でした。
僕らが引っ越すことになり、そのほとんどは処分されましたが、大家である親戚の懇意で残してくれたものもいくつかありました、
そのひとつがテレビでした。
僕は10年以上テレビが無い生活をしていたので、引っ越しの持ち物にテレビはもちろんありませんでした。
妻の嫁入り道具?にもテレビは含まれていませんでした。妻はお笑い好きで筋金入りのテレビっ子なので、引っ越し先にテレビが普通に置いてあったのは本当に助かりました。
ところが、テレビとその台のサイズが相当にアンバランスだったんです。
テレビ大きく、その台は小さく。。。
テレビが巨大化する前のサイズであれば、ちょうどいいサイズだったんでしょう。
地デジ化するにあたって、テレビを買い替えないといけない、テレビは新しく買ったけど、「まだ使えるから」とかそういう理由でテレビ台はそのままにしていたんでしょう。
昔の人はとにかくモノを大事に扱う方が多いですし、使えるのであれば捨てる理由にならない、ということなんでしょう。
多分ね。そんな所でしょう。
テレビ台とはリビングにある家具の中でも割と大きい家具であり、リビングの雰囲気を決める重要なインテリアの一つです。
ソファや、テーブル等の周囲のインテリアと合ってないと不自然になります。 というわけで、テレビ台が必要になりました。
それも、DIYで自作する事になったわけです。
○ 完成イメージ
設計図はこんな風になりました。
○ テレビ台に使う理想の材質
テレビ台を制作するにあたって妻から言われていることがあります。
それは、掃除のしやすさと見た目と質感についてです。
- つるつるピカピカが嫌
- 木の質感を大事に
- できれば塗装はしなくていい
と言われています。
塗装は美観のためだけではなくて、材料の保護のためにあります。
というわけで、塗装をしないわけにはいかないので、つるつるピカピカにならず木の質感を生かした塗装をすることになります。
「木の質感を生かす」なら、気に入った素地の材料を選ぶ必要があります。
というわけで、実際に使う材料を下見にホームセンターへ行ったわけです。
○ 材質を選ぶ
様々な選択肢がありますが、、、
① まず、最初に見せたのは安価でdiyでは、ど定番のspf材、いわゆる2×4ツーバイフォー。
ありきたりな雰囲気になりそうなので、予想はしていたが即却下。
② 次に見せたのは赤松。これも安価でdiyでは定番の材料。
反応はイマイチ。
①と②は正直、僕も今回はパスしょうと思っていた素材でした。
ある程度、高級感があり完成度も上がりそうな材料は何でしょう、、、
③ 杉
次は杉を見せました。杉は低コストで、しかも仕上がりもきれいにできそうでした。
僕としては第一候補でした。
妻の反応も悪くありませんが、保留。
④ ラワン
安い割にはいいかもしれないと僕の中では候補に入れていたのがラワンです。
やったことないけど、ラワンは塗装次第でオークみたくなるんじゃないかと思いました。
僕がイメージしているのは、アンティークのテーブルで良く見かける、虎斑(とらふ)では無いオークです。無印良品の木の家具みたいな感じです。
木目の入り方もすこし似ていると思うんですよ。
⑤ ヒノキ
日本人にはお馴染みな素材、ヒノキ。
以前から感じていたんですが、ヒノキの木目はマホガニーに良く似ていると思います。
ホント、塗装次第ではマホガニーみたいになりそうな気がする、、、
だが、素地の感じが気にいらないようで却下。
⑥ パイン
パイン材はDIYでは結構人気のある素材だと思います。
安価な家具では良く使われている材料です。
カントリーっぽい雰囲気というか、特徴のある木目は好みが分かれます。
妻の答えはNO。
⑦ ファルカタ
そして、妻が最終的に選んだのはファルカタでした。
ビニールに包まれたきれいな板材で集成材のパインの隣にありました。
材質について調べるとおおよそ家具を作るには向かないらしいですが、素地の感じが気に入ったらしく一目見て即採用。
○ まとめ
木材って結構いろんな種類があるんですね。
それより、ファルカタなんて使った事ないんだけど、大丈夫かな、、、
とりあえず材料は決まりました。
後日追記
結局、木材はシナランバーを使いました。
ベニヤ?ランバーコア?合板?|シナベニヤとシナランバーの比較
今日はホームセンターに売ってる合板(ごうはん)について解説します。
ベニヤとか、ランバーコアとか呼ばれる板です。
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ベニヤとランバーコアの違い
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