個人的な事で恐縮ですが、僕は最近33歳になりました。
もう良い歳です。
異性にモテたくてオシャレにお金をかけていた時期(僕の場合は15〜28歳)はとうに過ぎましたが、かと言ってこだわりも無くよれよれの服を着ているとこのまま人間として枯れていくだけです。
安くてもそれなりの格好に見える服装はなんだろうなぁ、、、ここ数年漠然と考えていたんですが。

厚手のしっかりとした無地Tシャツを求めて、、、
一枚で着てもサマになるのは厚手のしっかりとした、デザインもプリントされていない無地のTシャツではないか?という考えに辿りついたワケです。
これから暑くなっていきますし、Tシャツがこれからの季節の主力になっていくのは確実です。
今回は僕が理想のぶ厚い無地Tシャツを求めて調べた事、考えた事を書いてみました。
厚手の定義|Tシャツはどのくらいからが厚手なのか?
では、厚手のTシャツについて考えていきます。
まずは、どのくらいが厚手なのか、見るべきポイントは何なのかまとめました。
Tシャツの厚さを表す単位はoz(オンス)
布の厚みの単位はoz(オンス)です。
oz(オンス)は重さの単位なんですが、一定の広さ(0.84m2)における生地の重さが生地の厚さを表す単位になっています。
じゃあ、厚手のTシャツは何オンスなのか?という事になりますが、某Tシャツネットショップの販促ポップの内容を観察してみた所。
- 4oz以下 薄手
- 5〜6oz 厚手
- 7oz以上 超厚手
以上のように紹介されていました。
なので5oz以上のTシャツからがまあまあ厚手のTシャツと定義できます。
Tシャツの質感|質感は糸の種類が決める
僕が厚手のTシャツに期待していたのはアメカジ系の古着屋さんで売っているようなゴワゴワとした質感でした。
僕は1985年生まれで、中学生〜高校生くらいの時にアメカジの古着が流行っていました。
東北の片田舎のキッズ達(笑)は右も左も皆んな古着を着ていたような気がします、そんなことないか、、、?
クターとした質感の布に色があせたプリントTシャツがカッコイイと思っていた時期です。
多分、あの時着ていたTシャツは生地が分厚いからゴワゴワしているんだろうと思って試しにポチッと買ってみました。

united athle 5942-01|6.2oz
買ったTシャツはunited athleの5942-01、厚さは6.2ozです。
※ このTシャツは僕の場合(171cm/73kg)Mサイズを着て丁度良いです。
タフな分厚いTシャツの定番です。
生地もしっかり分厚く、コストパフォーマンスが高いです。
これは良い買い物。
だけど、思ったより生地が柔らかいんです、これは意外!
つまり、布の質感はoz(厚さ)では無いという事になります。
良い製品であるとは思うんですが。
一体何が違うんだろう、、、と思って調べてみたら答えは糸の種類でした。
リングスパン糸
しめ縄を作る原理で紡績(ぼうせき)された糸がリングスパン糸です。
糸の表面が滑らかなのが特徴で、日本で一般的なTシャツはリングスパン糸で作られています。
特徴
- シワになりにくい
- 肌触りがよく生地が柔らかい
オープンエンド糸
空気の流れで紡績(ぼうせき)された糸がオープンエンド糸です。
リングスパン糸と違って繊維が均一に揃っていないので、ナチュラルなガサ感があるのが特徴です。
アメリカ産のTシャツに多く使われています。
特徴
- リングスパン糸に比べて生地がやや固い
- ナチュラルなガサ感がある
まとめ
僕が探していたTシャツはオープンエンド糸のTシャツだったという事が分かりました。
あと、僕が中学生〜高校生くらいに着ていた古着のTシャツもオープンエンド糸のTシャツだったんだと思います。
15年来の謎が解けました。

CROSS STITCH(クロススティッチ)|oe1116 6.2oz
というわけで、僕が最近買っているTシャツはコレです。
CROSS STITCH(クロススティッチ)のoe1116、厚さは6.2ozです。
厚さは先に紹介した、 united athleの5942-01と同じですが、触ってみるとガサ感がありナチュラルな風合いが良い感じです。
※ このTシャツは僕の場合(171cm/73kg)Lサイズを着て丁度良いです。
※ 通常のサイズよりもワンサイズ上がオススメです。やや袖丈が短めで、身丈も短めです。