体組成計を導入して3ヶ月以上が経ったので、気付いたことをシェアしたいと思います。
結論から言うと。
もっと早く買っておけば良かった……、という話です。
体重計はあるけど、体脂肪計や体組成計は持ってないという人。
けど、買おうか迷っているという人のために。
はじめに
半年以上前に5kg以上の減量を目標にウォーキングを始めました。
当時の、僕の体重74kgでした。
僕の身長は170cmで、BMIは25.6です。
BMI(適正体重)では、軽度の肥満ということになりますが、健康診断ではメタボ判定になってません。
マイナス5kg以上を目標にしたのは、理由があるんですが、話すと長くなるので、ここでは省きます。
体組成計を買おうと思った理由
それで、「なんで体組成計を買おうと思ったのか?」です。
毎朝、10分のウォーキングを自らに課し、1ヶ月、3ヶ月、と続けてきたんですが、体重はほとんど変わりませんでした。
なかなか結果がでないので、心が折れそうでしたが、それでも半年続けました。
ダイエットの目的とは体脂肪を落とすこと
半年間、体重は変わりませんが、あることに気付きました。
「脂肪と筋肉が入れ替わっているのでは?」
なぜ、そう思ったかというと、鏡にうつる自分が以前に比べると引き締まってきたからです。
脂肪と筋肉では同じ重さでも大きさが違うといいます。
体重は変わらないが、身体が引き締まってきたのは、脂肪と筋肉が入れ替わっているからだ、ということで説明ができるのではないか?
そうなると、BMI(適正体重)は肥満を示す値としては、あまり当てにならないことになります。
BMIは半年間変化がないからです。
では、何を指標にするべき?
体脂肪率です。
1カ月で体重が3㎏以上落ちた場合、私たちトレーナーは「失敗」としてとらえる場合が多いのです。
これだけ急激に体重が減るということは、体脂肪だけでなく筋肉量が落ちてしまっている可能性が高いからです。
すると基礎代謝量が減少し、リバウンドしやすくなってしまいます。 目安としていただきたいのは、やはり「体脂肪率」です。現在では市販の体脂肪計でも昔より正確な数字が計測できるので、運動を始めたら体重の減少ではなく体脂肪率の減少で成果を判断してください。
中野ジェームズ修一. 医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本
参考にした本は中野ジェームズ修一 著 医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本です。
ちゃんと、本に書いてありました。
こんな大事なことに、半年かかってようやく気付きました。
ダイエットとは、体重を減らすことではなく、体脂肪を減らすことなのだと。
そんなこんなで、体組成計を買ったわけです。
ダイエットは体脂肪率の減少で成果を判断する
体組成計に乗るようになって目標が具体的になりました。
体組成計に乗ると、体脂肪率が分かります。
それで、体脂肪率が分かると、体脂肪量が分かる。
つまり、体重の内どのくらいが脂肪なのか? が分かります。
体組成計は、体脂肪量だけでなく、筋肉量なども分かります。
あれ?先週よりも増えたな……と思って、がっかりしても。
実は、筋肉量が増えていて、体脂肪率は下がっているということもあります。
これが、体重計では「ただ増えた」になるんですが。
体組成計ではどう増えたのか、という傾向が分かります。
体重は変わらなくても、体脂肪率は減少する
体組成計を導入したての頃の、ある日(3/31)の僕の体重は73.4kg、体脂肪率は25%でした。
体脂肪量は18.4kgでした。
だいたい3ヶ月後(7/3)に測ったとき、僕の体重は同じく73.4kgでしたが、体脂肪率は22%に減っていました。
体脂肪量は16.1kgです。
体重は同じで減ってませんが、体脂肪率は3%減り、体脂肪量は2.3kgも減りました。
これは体重計では分かりません。
健康とされる体脂肪率の目安とは
体組成計に乗るようになって、減らすべきは体重ではなく、体脂肪率だと気付きました。
では、体脂肪率 何%を目指せばいいんでしょうか?
一般に、健康的とされる体脂肪率の目安は、男性は10〜19%だそうです。
「じゃあ、筋力量を減らさないで、体脂肪率19%を目指そう、その場合の体重は何kgだろう……?」
計算してみると、僕の場合は69.6kgでした。
下記リンク先で計算できます。
まとめ
ダイエットとは体脂肪を落とすことだと、今さら気付いたという話でした。
ダイエットの成果は体脂肪率の減少で判断するのが正解です。
体脂肪計か体組成計は絶対に必要ですよ、買いましょう。
というわけで、僕の今後の目標は体脂肪率19%です。
みなさん、頑張っていきましょう。