今日は雨戸の話です。
この家に引っ越す前に妻と二人で話し合った事があります。
あの、、、雨戸って毎日開け閉めするモノなんでしょうか?
雨戸は毎日開け閉めするモノなのか?
僕は東北地方出身なのですが、実家では雨戸を閉めるという事をしていませんでした。
記憶にないんですよね、、、
僕は父と母が雨戸を閉めていた所を多分見た事がありません。
妻は中国地方出身なんですが、、、
「あれ?雨戸ってあったっけ?」という感じなんで、僕と同じように雨戸についての記憶が薄いようです。
もしかして、、、田舎は雨戸を閉める習慣が無いのでしょうか?
僕も妻も記憶があいまいなので確かな事は言えませんが、もしかして、、、そもそも雨戸がなかったんでしょうか?
雨戸(あまど)とは?
そもそも雨戸って何なんでしょう?
雨戸(あまど)は、防風・防犯・遮光・目隠しといった目的のために建物の開口部に設置する建具[1]。窓や庭へ出る戸などの外側に立てる建具。
平安時代以前の建物には雨戸は無かったんですね、雨戸がある建物が登場するのは室町時代になってからのようです。
ある日、雨戸があった方がいいじゃんって考えた大工さんがいて、それが今の建物にも使われているというわけですね。
日本の住宅では一般的だが、海外の住宅ではあまり見られない地域も多い。
つまり雨戸とは、日本特有の気候や風土が生んだモノなんですね。
欧米には無い。
雨戸の役割とは
ところで雨戸の役割ってなんでしょうか?
以下、妻と話してみて雨戸の効果ってこんな感じだよね?というモノについて解説します。
防風のため
雨戸っていう名前なんで、雨戸はその名の通り雨風を防ぐ戸です。
確かに台風が来る前に雨戸って閉めますよね?
防犯と防火のため
構造的に丈夫で、なおかつ内側からしか開錠できないため、防犯の効果がある。
防犯の為に雨戸って毎日閉めた方がいいんじゃないか?
確かに、むき出しの窓ガラスなら破壊して中に侵入できそうですが、頑丈な雨戸を破壊して中に入るケースって想像できません。
でも、逆に雨戸が締め切った家って、今留守なんだなって思いませんか?
逆に危ない気もするんですが、どうなんでしょう?
近年では防火の役割も兼ねている為、金属製の物が大多数を占める。
雨戸が金属製の理由って防火のためだったんですね。
遮光|断熱と防寒のため
雨天時の寒さや日中の直射日光による室温の変化を防ぐ効果がある。
我が家は、冬はすきま風対策で雨戸を閉める事があります。
実際に暖房の効果が高くなる事が体感で分かります。
雨戸は断熱効果があるので夏場のエアコン(冷房)効率も良くなります。
我が家も夏場は西側の窓の雨戸は閉めている事が多いです。
ただし、雨戸は外の日の光を完全に遮光してしまうので照明をつけなければ部屋は真っ暗ですが、、、
まとめ|雨戸って毎日開け閉めするもの?
というわけで、我が家の出した答えは、、、
- 台風の日や雪の日、真夏にエアコンをフルで使う日は雨戸を閉める。
- 寝室の布団ゾーンの側にある窓だけは、毎日開け閉めをする。
という事になりました。
もちろん、防犯的にはすべての窓を閉めた方が良い気がしますが、毎日の雨戸の開け閉めって結構大変ですよね?
みなさんはどうしていますか?