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のこぎりを使って板を切る方法|9〜19mm位はのこぎりでもOK

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今回はのこぎりを使って板を切る方法について解説します。

以前、のこぎりを使って木をまっすぐ切る方法について紹介しました。

上の記事では角材を切る場合を前提に書いた記事で、板材をのこぎりで切る方法については触れませんでしたので、今回紹介します。

切る板の厚みは大体9〜19mmくらいを想定しています。

19mmはDIYの定番材料、1×(ワンバイ)の厚みです。

ちなみに丸ノコを持っているなら、板材を切るときは丸ノコを使ってカットするのがベストです。

使い方をマスターすれば早いですし正確です。

僕も分厚い板材を切るときは電動丸ノコを使って切っていますが、のこぎりでもフツーに切れるので、DIY木工初心者の方向けにシェアしたいと思います。

以下の角材の切り方の記事を読んでいる前提で進行しますので、まだ見てない方は読んでから戻ってきて下さい。

木は簡単にまっすぐ切れる!のこぎりの使い方5つのコツ
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ちなみに、2〜6mmぐらいの薄い板を切る場合はのこぎりではなく、カッターを使った方がラクなので、以下の記事をご覧ください。

薄いベニヤ板をまっすぐ切る方法|2〜5mm位の板はカッターで切れます
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のこぎりを使って板を切る方法

材料をけがく(線を引く)

角材を切るときと同じで材料に線を引きます。

角材のときのように4面をけがいてもいいんですが、板材をけがく場合は、必ず4面をけがく必要は無いと思います。

表面と断面2ヶ所、3面に線が引けていればOKだと思います。  

クランプ(万力)で板材を固定する

板材をのこぎりで切るときはクランプ(万力)は必須です。

板を切る場合は角材を切るときよりも正確に切りづらく曲がりやすいので、のこぎりを引くことに神経を集中できるようにクランプ(万力)で固定しましょう。

材料を固定するときはクランプの力で材料がへこんで傷ついてしまうので薄い板をかませましょう。

のこぎりはできるだけ材料に対して水平にする

のこぎりを使って板を切る方法

板材の切り方・悪い例|のこぎりが立ちすぎるとまっすぐ切りづらい

板材をのこぎりで切る場合は、材料に対してのこぎりが立ちすぎるとまっすぐ切りづらいです。

板材を切る場合はのこぎりは材料に対して水平に近くした方がまっすぐ切りやすいです。

 
のこぎりを使って板を切る方法

板材の切り方・良い例|材料に対してのこぎりが水平な方が切りやすい

こんな風に。

材料に対して水平に近い方が曲がりにくく、刃の傾きにも気づきやすいです。

縦引きか横引きか?

材料の繊維方向に適した刃を使うことも重要です。

木目に対して垂直に刃を入れることを横引き、木目に対して平行に切ることを縦引きと言います。

角材を切るときは繊維に対して垂直方向に切るので横引きですが、板材を切るときは縦引きで切るケースもあります。

迷ったら、縦横斜め引きができるオールインワンタイプを選ぶと間違いないでしょう。

悩まなくていいのでオススメ。

こちらが縦引き用の替え刃です。

刃のピッチが大きいのが特徴です。

ちなみに横引き用の刃でも縦引きはできますが、切れるスピードが全然違うので、縦引き用の替え刃にするのも手だと思います。

切り終わりに注意する

角材の切り方で説明したポイントなんですが、切りながら材料を回転させた方が良いと書きました。

なんで、そうした方が良いかというと、木材を一方向から切り進むと切り終わりに材料がバキッと割れやすいからです。

ところが、、、板材は切る場合は切りつつ回転させるということができません、、、できなくは無いと思いますが、やりづらいですよね?

 
のこぎりを使って板を切る方法

切り終わりは材料が落ちないように手で押さえる

なので、僕は切り終わりは材料が落ちないように手で押さえるようにしています。

板材が切り終わるくらいで右手でのこぎりを引き、左手で切り終わる材料を支えています。

まとめ

というわけで、以前書いたのこぎりの記事の補足として板材の切り方について解説しました。

参考になれば。

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