D2デイツーのアクリルスプレー(油性)を試してみました。
とにかく、安いのでうまい使い方を見つけられないかと考えています。
100均にも売られているようですが、容量(300ml)を考えると、ホームセンターで売ってる物の方がお得です。
とりあえず、黄と赤と青と白を買ってみました
D2デイツーのアクリルスプレーでは、他には黒とつや消し黒と銀が売ってました、うろ覚えだけどクリヤーもあったかな?
アクリルスプレーの水性と油性の違いは?
なんで、こんなに安いのかね、、、
ホームセンターで油性のアクリルスプレーの隣に置いてある事が多い水性のアクリルスプレーは値段が倍以上?いやもっと高いです。
水性も油性も主な成分である、アクリル(合成樹脂)である事は変わらないハズ、、、
ただ環境と身体に悪い事を考えたにしても、この差は何だろう?
僕が調べた感じでは、水性のアクリルスプレーは乾燥前は水拭きで落とせる事と、油性タイプでは塗れない発泡スチロール等にも塗れ、色んな素材に使えるという事のようです。
油性タイプは有機溶剤(シンナー)が含まれているので、プラスチックなんかは油性だと溶けてしまって塗れないかもしれません、これは考えもしなかったです。
まあ、僕の場合は主に木に塗るので関係ないけど、、、。
アクリルスプレーの使用時の注意点
あと、油性のアクリルスプレーは有機溶剤(シンナー)が含まれているので、ニオイがきついです、僕は平気なんですが、、、体質でしょうか?
人によっては有機溶剤を使った作業中に気分が悪くなる事があるようです。
風通しのよい所で作業しないと危険です。
危険と言っても、風通しのいい所で作業していれば大丈夫です。
それに、スプレー塗料はあっという間に塗れるので、作業は短時間で済みます。
塗るものが多い時は休憩をとりながら行うと良いでしょう。
塗装箱の中でやると周りが汚れない
スプレーを使うときは、噴出口から塗るモノの間隔を20〜30cmあけないと均一にうまく塗れません。
間隔をあけて塗ると均一に塗れるのですが、塗料が広範囲に飛び散るので周りが汚れてしまいます。
そこで、作業は段ボール箱に塗るモノ入れてスプレーすると周りが汚れないのでおすすめです。
僕はこの箱を外に持っていってスプレーします。
塗り終わったら、フタをして乾くまで待つ!
この箱は穴が2ヶ所あいてるので有機溶剤(シンナー)もちゃんと揮発して、乾きます。
塗る時は何回かに分けて塗るとキレイに塗れます。
今回の実験で分かった事ですが、アクリルスプレーは均一に塗るのが意外と難しい事が分かりました。
なので一度で厚塗りせず、薄くうすーく数回に分けて塗った方が仕上がりがキレイです。
今回の場合は特に赤と青の下地の上から白を乗せると色ムラが分かりやすかったです。
ペンキなどを手で塗ると筆跡が見えるかもしれませんが、スプレーなら筆跡も見えずフラットにキレイに仕上がります。
ですが、塗る面の面積が多いと乾燥時間も含めると時間がけっこうかかりますね。
テストピース(色見本)の作成
とりあえず、テストピース(色見本)を作って見る事にしました。
我が家では原色の黄赤青を使う事はないと思うので、4種類の白のサンプルを作成しました。
下に左から黄赤青を塗った面の上から白を塗ったモノです。
右端は何も塗らず木地に直接スプレーしました。
塗装した木材はラワンベニヤです。
ペーパーがけをしないでそのまま塗ったので、かなりザラついた仕上がりですが色の雰囲気は分かります。
実際に塗るときは400番くらいのサンドペーパーで木の表面を整えてから塗るといいでしょう。

発色が良い
黄赤青3色で色遊びをしてみました、このサンプルはちゃんとサンディング(やすりがけ)しています。
最後の番手はスポンジやすりの青を使用しています。
スポンジやすりについては下の記事で紹介しています。

黄色の上から赤を塗ったらオレンジ。
黄色の上から青がかかった所はグリーンになってます。
3色でも結構いろんな色になりますね、それに発色が期待していた以上にキレイです。
色の掛け合わせについては以下の記事の色相の項目がヒントになるはずです。

水性ウレタンニスが塗れた!
試しに水性のウレタンニスを塗ってみたら、なんとフツーに塗れました。
弾いてる感じもしません。ツヤも出ていい感じです。
アクリルスプレーの有機溶剤が完全に揮発して乾いていれば大丈夫なんでしょう、、、(多分)
本来は油の上から水を塗るようなモノであんまりオススメできる方法ではありません。
まとめ
アクリルスプレーは安いし、発色も良く、コストパフォーマンスに優れた塗料であることが分かりました。
作れるものの可能性が広がりますね、、、。
水性のウレタンニスが塗れたのが意外でした、、、「なんだよ!塗れるじゃん!」
後日追記
粒子が細かいアクリルスプレーを試してみました。
塗膜を作らずに布を染めたような仕上がりにすることができます。
