
左から1番・2番・3番
今回はプラスドライバーの先端サイズについて解説します。
そもそも「ドライバーの先端にサイズがあることを知らなかった」という人も多いと思うんですが、この記事では「ドライバーの先端にサイズがあることは最近知ったけど、使い分け方や見分け方が分からない」という人の為に解説していきます。
電動ドリルドライバーやインパクトドライバーに使う先端ビットも、手で回すドライバーも同じ理屈です。
なぜ、プラスドライバーの先端サイズを使い分けないといけないかというと、サイズがあっていない先端ビットを使うとネジがカンタンにナメてしまうからです。
基本的には2番を使っていれば大丈夫ですが、短いネジを使うときに1番を使わないといけないケースもあります。
ドライバーのサイズの選び方と見分け方
木ねじのサイズの見方
まずは、木ねじのサイズの見方について解説します。
このネジは太さ(4.5)で、長さ(20)と表記されています。
これは、親切なケースです。
ネジに「太さx長さ」と書いていないし、mmとも表記していない商品もあります。
上の表記ではネジ太さが4.5mm、長さ20mmという意味です。
そのままですね。
この木ネジはドライバーのサイズ(ドライバー2番)まで、表記してくれています。
じゃあ、ドライバーのサイズが書いていない木ねじはどうしたらいいの?という問題があります。
ドライバーのサイズの選び方
ドライバーのサイズが書いていない木ねじはどうしたらいいんでしょう?
僕が以前働いてた家具工房では先輩からこう教わりました。
- ネジの太さが2.7mmより小さければ1番
- ネジの太さが3.1mmより大きければ2番
つまり、木工・DIYで使う木ネジは「2番ビット」でOKということになります。
ドライバーのサイズの見分け方
ネジのサイズの見方と、そのネジにあったドライバーのサイズは分かりました。
では、ドライバーの先端サイズの見分け方は?
これは、強引なまとめ方になりますが。
小さいのが1番。
あきらかに、ごついのが3番。
1番と3番の間が2番です。
1番ビットを使った後が注意
このネジは1番ビット対応のネジです。
よくあるミスが、1番ビットを使ったあとに、2番ビットに交換しないといけないのに、気づかないで1番ビットを使ってしまうことです。
複数のネジを使い分けていると起こるケースです。
1番ビット対応のネジに2番を使おうとしてもネジ頭にドライバーの先端が入らないので、すぐ分かりますが、逆は分かりにくいです。
慣れると違和感を感じるので、すぐ分かるんですが。
なので、1番ビットを使った後は注意が必要です。
まとめ
- ネジの太さが2.7mmより小さければ1番
- ネジの太さが3.1mmより大きければ2番
DIYや木工では、1番か2番があればOK。
僕は3番も持ってますが全然使いませんね、、、
ほとんどのケースで2番ビットを使いますが、たまーに1番を使うこともあるので、先端ビットを買うときは1番と2番、2種類買うと良いでしょう。
手回しドライバーに関しても同じです。
2番で基本的には大丈夫ですが、必ず1番が必要なときがあります。
貫通ドライバーが力が入りやすいのでオススメです。