最近、電動丸のこを新しく買い換えたので、新しい丸のこに合わせたジグを制作中です。
今回作ってみたのは、持ち手がついたハンディタイプの丸のこ定規です。
500mmの板、ツーバイ材などの角材カットを想定しています。
使い勝手が良いモノが作れたので、作り方を紹介します。
この記事の動画版です、この記事と一緒に見てもらえれば。
持ち手がついた丸のこガイドの作り方
丸ノコガイドの材料
材料は4mmのシナベニアを使いました。
すべすべした材質なので、丸のこのベースを滑らせるのにスムーズで良いと思いました。
板厚はやや薄いですが全長600mmなら十分だと思います。
920x450mmから材料を取りました。
持ち手になる部分は赤松の30x40mmを使いました、この素材は何でもいいと思います。
材料を切る
丸ノコ定規が無いと材料カットができないので、無い人は以前書いた丸ノコ定規の作り方を参考にするか、ホームセンターでカットしてもらって下さい。

920x450mmから650mmにカット。
650mmから600mmにカット。
短手の454mmから400mmにカットします。
丸ノコのベースと当たるスライド部分になるので、正確にまっすぐに。
図のように材料が揃います。
正確には、のこ刄分の誤差があるので600×50と454×50にはなりませんが、気にしなくて良いです。
丸ノコ定規を組み立てる
材料の接着は両面テープで仮固定して、ネジで固定することにしました。
両面テープはこれを使ってます、けっこう強力で良い感じです。
のこ刃とベースの距離を測ります。
のこ刃とベースの距離は丸ノコによって違います、僕の丸ノコは90mmでした。
端から100mmの位置で両面テープとタッピングネジで固定します。
短いタッピングネジがあれば良かったんですが、10mmしか無かったのでワッシャーを挟みました。
ちなみに、動画版では全カットしたんですが。(伝わらないと思ったので)
4mm、両面テープ0.5mm、4mmでワッシャーを2枚(1.6mm)挟んだんですが、タッピングネジがちょっとだけ貫通してしまったので、紙やすりで削りとりました。
貼り付けた板と丸ノコのベースを当てがいながらカットします、カット後に測ってみたら、のこ刄分減って88mmになりました。
これで、丸ノコ定規としては完成です。
この工程は重要なので動画をご覧ください。
あと、文章で説明しづらい。
のぞき穴をあける
材料と直角ガイドが当たっているか、確認する為の、のぞき穴をドリルであけます。
穴は大きい方が見やすいと思うので、大きさはお好みで。
直角ガイドをとりつける
丸ノコ定規を裏返して、直角ガイドを取り付けます。
両面テープはのぞき穴と交差する部分はカッターで切り取ります。
※ 写真右下の穴はのぞき穴の位置に迷って、間違ってあけてしまった穴なので気にしないでください。
丸ノコで切り落とした辺に対して直角し、両面テープとタッピングネジで固定します。
持ち手を取り付ける
持ち手を取り付けます。
両面テープで仮固定し木ねじで固定しました。
僕は材料に赤松の30x40mmを使いましたが、材料はなんでも良いと思います。
角を切り落とす
持ち手に対して平行に斜めにカットします。機能状はカットしなくても完成ですが、見た目のためです。
板厚が4mmと薄いのでカッターで切りました。
まとめ
というわけで、持ち手がついたハンディタイプの丸のこガイドの完成です。
使うときは直角ガイドに材料を当てがって使います。
ぜひ作ってみてください。