カーテンレールの「シャーってなるやつ」をランナーというんですが、ランナーを入れる部分(カーテンレールの溝)にナットが入れられないか? と考えました。
カーテンレールの溝にナットを入れ、ランナーのように自由に移動でき、ネジが使えないか? というわけです。
というわけで、ホームセンターを数件ハシゴし、カーテンレールの溝に入れられるナットがないか探しました。
もしかしたら、僕が知らないだけで、専用のパーツがあるかもしれません。

ジョイント丸ナット
専用のパーツは見つかりませんでしたが、ちょうど良いものを見つけました。
「ジョイント丸ナット」です。
ジョイント丸ナットとは?

ジョイント丸ナット
ジョイント丸ナットは、通常のナットが使えない場面、たとえば貫通穴があけられない材料などで使われる、円柱形のナットです。
僕は組み立て家具でこれが使われているのを見たことがあります。
使用したのは、八幡ネジの「M6×13」ジョイント丸ナットです。
仕様は以下のとおり。
- ネジ径:M6
- 長さ:13mm
- 直径:約10mm
ちゃんと入るか不安でしたが、現在使っているカーテンレールにぴったりハマりました。
部分的に少しきついところもありましたが、許せる範囲。
「もし入らなければ紙ヤスリで削ろう」と考えていたのですが、その必要はありませんでした。
ジョイント丸ナットがレールに入ったとしても、ボルトが通らなければ意味がありません。
幸いにも、カーテンレールの溝幅はおよそ6.2mmだったので、ギリギリではありますが、無理なく通すことができました。
カーテンレールにナットが入る→ネジが使える
カーテンレールにナットが入るということは、ボルトで固定ができるということです。
カーテンレールはカーテンをかけるもので、他に使い方が無いと思っていましたが、ネジが使えるなら色々やりようがあります。
IKEAのSCHOTTIS(ブラインド)を取り付けてみた
カーテンレールでネジが使えるにようにして、僕がやりたかったことは、カーテンレールにブラインドを取り付けることでした。
もちろん、そういうブラインドも売ってるんですけどね。
専用のパーツをカーテンレールに入れて取り付けるという製品です。
僕が取り付けたかったのはIKEAの不織布ブラインド「SCHOTTIS(ショッティス)」を改造したモノなので、そういう専用のパーツがありません。
改造といっても、SCHOTTIS(ショッティス)に薄い板材を貼り付けただけのモノです。
SCHOTTIS(ショッティス)は通常の仕様では、取り付けは両面テープでくっつけるだけです。
これでは、使っているうちに落ちてしまいそうだと思ったので、薄い板材を貼り、これをネジで取りつければ……。
と、考えたんですが賃貸に住んでいるので壁に穴をあけるのがNGです。
取り付けたい位置が本来はカーテンを下げる場所なので、カーテンレールがあったので
だったら、カーテンレールを利用してなんとかできないか? と考えたわけですね。
このことは、近い内に違う記事で紹介します。

まとめ
「カーテンレールにナットを入れる」という、ありそうでないアイデアだと思っているんですが、どうでしょうか?
カーテンレール=カーテンだけ、と思いがちですが、ナットが入るなら、ネジが使えます。
特に賃貸に暮らしている方は「壁に穴が開けられないけど、何かを取り付けたい…」と考えることもあるはずです。
では、参考になれば。