今回は工具の整理方法に悩んでいる方に向けて、少しでもアイデアの参考になればと思い、僕なりの工夫を紹介します。
早速、結論から言うと、工具の整理方法のベストは「壁面収納」です。
壁面収納の良いところは、道具が常に目につく場所にあって、使いやすい状態を保てる、ということです。
僕自身、以前はツールボックスに大事にしまっていました。
でも、工具をしまい込んでしまうと取り出すのが面倒になったり、存在自体を忘れてしまうことも……。
もちろん、ツールボックスで丁寧に保管するのが合っている方は是非そうしてください。
道具を大切に扱うことは賛成です。
ただ僕の場合は、「使いやすさ」を重視した結果、自然と壁面収納という選択に落ち着きました。
机の上に出しておくと邪魔。
でもツールボックスにしまうのも不便。
そんなジレンマを解決してくれたのが、壁面収納だった、というわけです。
「壁面収納」に必要なのは3つのアイテム
さて、壁面収納で、僕がおすすめするのは次の3つのアイテムです。
- メッシュパネル(ワイヤーネット)
- パンチングボード(有孔ボード)
- マグネットツールホルダー
この3つの組み合わせこそが、壁面収納の最適解を導くカギです。
1つの手法にこだわると、どうしても無理があるんですよね。
この3つはそれぞれ得意分野があるのですが、残念ながらデメリットもあります。
デメリットはそれぞれが補い合うことで解決します。
メッシュパネル>パンチングボード>マグネット
メッシュパネルとパンチングボードとマグネットツールホルダーのベストの割合ですが。
人によりますが、独断と偏見で述べさせてもらうと、三者の中ではメッシュパネルかパンチングボードの割合を多くするべきでしょう。
マグネットツールホルダーのメリット
それでも、僕が壁面収納にこれは欠かせないと感じているのが、マグネットツールホルダーです。
メッシュパネル>パンチングボード>マグネット
壁面収納の割合で言うと、マグネットツールホルダーの面積は1番小さいゾーンです。
ですが、メッシュパネルにもパンチングボードにも無い、マグネットツールホルダーの最大の魅力は、自由度の高さでしょう。
良くも悪くも、メッシュパネルもパンチングボードもフックの位置に工具を戻さないといけないのに対して、マグネットツールホルダーは磁力が効く範囲内なら、どこにでも工具をくっつけて収納できます。
上下逆さまでも全く問題なし。
くっつけておくだけで、使いたいときにすぐ使えます。
マグネットツールホルダーのデメリットと注意点
とはいえ、マグネットツールホルダーにも欠点はあります。
それは、大きすぎる工具や、磁力で支えきれない重い工具、そもそも磁石にくっつかない工具には使えません。
磁石にくっつきさえすれば、バーを2列使ったり、バーの配置を工夫すれば、くっつけることもできます。
僕は以前そうしてました。
ですが、マグネットツールホルダーは製品自体のサイズが小さいので、面積を広くしようとするとコストがかかります。
マグネットだけで、何とかしようとするとマグネットがどんどん増えていき、コストがかさむだけで全然うまくいきません。
以前、工具の収納はマグネットが便利だ、という記事を書いたことがあります。
この記事を書いたときは、工具の整理はマグネットが最強だと妄信していました。
今でも、マグネットが便利だと思っていることは変わりませんが、マグネット〇〇だけでは、工具の整理はうまく行きません。
マグネットホルダーのデメリットは「組み合わせ」でカバーする
マグネットツールホルダーのデメリットは、最初に紹介した3つのアイテムの内、2つが活躍します。
それが、メッシュパネルとパンチングボードです。
メッシュパネル
例えば、メッシュパネルには専用のフックが色々あるので、重い工具や大きい工具、フックつき洗濯バサミも引っ掛けられるので、細かいものを吊るすのに使えます。
あと、メッシュパネルの1番良いところは安いことですね。
大型化しても大してコストがかかりません。
パンチングボード(有孔ボード)
パンチングボード(有孔ボード)は、機能面で言うと、良いところはメッシュパネルとよく似ています。
ホームセンターでも売ってるし、100円ショップでも売ってます。
便利に使うためのグッズもたくさんあるので、応用も効きます。
色んなグッズを買わなくても、シンプルに有孔ボードの穴と同じ太さの木ダボを何本か差し込めば、それだけも十分に機能します。
あと、パンチングボード(有孔ボード)推す理由は、パンチングボードが工具を一番美しく収納できる方法だからです。
作業部屋の美観のために、壁面の一部にパンチングボード(有孔ボード)を加えるのは良いアクセントになります。
まとめ
工具の整理方法に正解は1つではありません。
でも、僕がたどり着いたベストな方法は、次の3つを組み合わせることです。
- メッシュパネル(ワイヤーネット)
- パンチングボード(有孔ボード)
- マグネットツールホルダー
それぞれに得意・不得意があるからこそ、組み合わせて使うのが最強です。
以上、参考になれば。