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石膏ボードの壁穴補修にチャレンジしました|自分でやると安上がりです

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石膏ボードの壁穴補修にチャレンジしました。

これから、やってみようという人のためにシェアします。

 

さて、壁紙を貼り替えたいんですが……。

壁に、こんな大きな穴が空いてしまっている状態からスタートです。

穴の大きさは 130 x 60 cm です。

 

なんで、こんな事になったのかというと……。

僕の実家が自営業をやっているんですが、ずっと使っていない小さな店舗があったので、そこで何かやらないか? という話になったんですよね。

 

それで、店舗内に大きな配電盤がありまして、邪魔だったので、配電盤の移動を電気屋さんにお願いしたんです。

ところが、配電盤を移動すると……、壁にぽっかり大きな穴が空いてしまったわけです。

 

それで、壁紙貼りを壁紙屋さんにお願いしていたんですが……。

てっきり、壁紙屋さんが壁の穴も直してくれるものと思いこんでいたんですが、壁の穴をふさぐのは断られてしまいました。

壁紙屋さんによると「こんな大きな穴は大工さんにお願いして」とのこと。

うーん……、壁の内側は専門外なんですね。

おなじ壁を施工するプロなのに。

しかも、大工さんにお願いすると、まあまあ高いということが分かりました。

だったら自分でやるよ、まったく……もう。

というわけで、石膏ボードの壁穴補修にチャレンジすることになったわけです。

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石膏ボードの壁穴補修にチャレンジ

石膏ボードの壁穴補修のやり方 おおまかな流れ

石膏ボードの壁穴補修のやり方は、おおまかなに以下の流れです。

  1. 穴があいた部分をキレイに処理する
  2. 穴に合わせて石膏ボードを切る
  3. 切った石膏ボードを受ける土台を作る
  4. 石膏ボードをネジ止めする
  5. パテ埋め
  6. 紙やすりでパテを削る
  7. 壁紙貼り

今回は壁紙貼りは業者さんにお願いするので、僕がやるのは 1~4.石膏ボードをネジ止めする までです。

小さな穴なら、リペアプレートという製品が壁穴補修用に売っていてカンタンに直せます。

リペアプレートは、0.4mm厚のアルミプレートにメッシュ状の布が貼ってる製品です。

 

小さい穴ならリペアプレートをペタっと貼って、「はい!おしまい」なんですが。

リペアプレートは20~25cmくらいの小さい穴を塞ぐための製品なので、大きい穴は直せません。

カピ
カピ

じゃあ、大きい穴はどうすればいい?

大きい穴の場合は、壁と同じ材料、同じ厚みの板でふさげばOKです。

壁の材料は石膏ボードという板です、ホームセンターで売ってます。

しかも、かなり安いです。

サブロク(180 x 90 cm)で1000円くらいで売ってます。

穴があいている壁と同じ厚さの石膏ボードを買わないといけないので、定規を当てて厚みを測ってみましたが、端がボロボロで正確に測れません……、だいたい12~13mmくらいでした。

正確に測れなくて少し不安になりますが、大丈夫でした。

というのは、近所の1番大きいホームセンターに行ったんですが、石膏ボードは9.5mmか12.5mmの2種類しか売ってませんでした。

あとで知ったんですが、石膏ボードの厚さは4種類しかないそうです。

で、12.5mmの石膏ボードを買って合わせてみたらピッタリでした。

壁穴補修に必要なもの

今回、壁穴補修をやってみて必要だったものを紹介します。

  • 石膏ボード
  • カッター
  • 定規
  • 石こうボードビス
  • 角材(木っ端)

僕がやったのは壁穴補修までなんですが、壁紙貼りまでやるという人は、他に以下のものが必要になるかと思います。

 

  • 壁紙
  • メッシュテープ
  • パテ
  • 紙やすり

石膏ボードの壁穴補修を実際にやってみた

穴があいた部分をキレイに処理する

まずは、穴の端がボロボロだとマズイので石膏ボードの端をキレイ削ります。

石膏ボードは柔らかいのでカッターで簡単に切れます。

 

このあと、石膏ボードと石膏ボードの間をパテで埋めるという処理をするんですが、石膏ボードの断面はやや斜めに削ったほうが良いそうです。

切り口が90度だと、後々その部分から壁紙が破れるそうです。

穴をあけていった電気屋さんと、壁紙屋さんが教えてくれました。

 

上の写真は水道設備の業者さんが今回やろうとしている壁とは別の部分に穴をあけて、処理後に穴をふさいでいったときの写真です。

石膏ボードの切り口を少しだけ斜めに削っていることが分かります。

石膏ボードを切る

石膏ボードをカッターで切ります。

石膏ボードは、石膏という白い粉を押し固めた板の表面に紙が貼られただけの板なので、カッターでカンタンに切れます。

使用している道具はタジマカッターガイドと、持ち手がぶ厚いカッターを使っています。

カッターガイドは、カッターを使った直線カットに便利な定規です。

石膏ボードを受ける土台を作る

さあ、石膏ボードが切れたので穴をふさごうというわけですが。

その前に、穴があいた場所に石膏ボードを受ける土台を作ります。

壁というのは、大工さんが胴縁(どうぶち)という土台を作って、それを下地にして板を貼っています。

ところが、僕がふさごうとしている壁はGLボンドという接着剤を団子状にしたもので、コンクリートに直に石膏ボードを貼るという工法で作られていました。

そのまんまですが、この方法をGL工法と呼ぶそうです。

GL工法はコンクリート面に石膏ボードを直接貼っているので、石膏ボードをネジ止めするための、土台が無いんです。

まずは、それを作ろうというわけです。

 

というわけで、こんな感じで土台を作りました。

グレーの塊がGLボンドで、GLボンドを避けて、角材を縦に1本ネジ止めしました。

あとは周りに木っ端をネジ止めしたらこんな風になりました。

石膏ボードをネジ止めする→完成

あとは、石膏ボードをネジ止めして完成です。

ネジは石膏ボードビスを使いました。

石膏ボードは中身がスカスカの板なので、ボード表面の紙に効かせると良いそうです。

ということで、あまりネジしめ過ぎるとネジが効かなくなります、ちょっとネジ頭が隠れたぐらいで止めました。

 

引いて撮った図です、この時「やればできるもんだなぁ……」と感慨にふけっています。

というのは、特にトラブルもなくすんなり行くかと思ったんですが……。

 

何故か、GLボンドのお団子部分で石膏ボードと元の壁と面が合わず、大苦戦しました。

マイナスドライバーをノミ代わりにしてコツコツ叩き割ってなんとかハマりました。

壁をふさいだあとにやること

僕がやったのは壁の穴をふさぐまでで、このあとは壁紙屋さんにやってもらいました。

興味があったので、この後の仕事をこっそり見学させてもらいました。

 

元の壁と石膏ボードの間にメッシュテープを貼ります。

 

パテを盛ります。

パテ乾燥後にヤスリがけ、壁紙を貼るという流れでした。

まとめ

というわけで、石膏ボードの壁穴補修にチャレンジしたときの話でした。

費用は角材と石膏ボードのみだったので、¥1000~1500くらい???

作業時間は1.5~2時間くらいでした。

小さな穴なら、リペアプレートで塞げますが、もっと大きな穴を塞ぎたいという人の参考になれば、うれしいです。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

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