ペンキ塗りやオイルフィニッシュをしたあと、塗料が余ってしまうことってありますよね?
水性のペンキ、アクリル絵の具、水性ステインなどの、水性塗料は水に流して捨てられます。
でも、困るのが、油性ペンキ、オイルフィニッシュなどのオイル塗料です。
少量であれば、ビニール袋に新聞紙やボロ布を入れ染み込ませて、一般のゴミで捨てればOKです。
でも、一度に大量に捨てたいときってありませんか?
僕は最近ありました。
新聞紙やボロ布が間に合わないくらいの量です。
というわけで、塗料を大量に捨てたいときに便利な物があるので紹介します。
1番カンタンな塗料の捨て方

ポイパック(廃油処理箱)
油性塗料を大量に捨てたいときは「オイルを捨てる箱」に放り込みましょう。
古いエンジンオイルを捨てる箱、というのが売ってます。
久しぶりに近所で買ったら、箱型ではなく紙袋になってました、「オイルを捨てる紙袋」ですね。
箱より捨てやすくなって良いと思います。

ポイパック(廃油処理箱)
紙袋を開くと、中はビニール袋。
袋の中身に白いわたのようなものが入っています。
ここにオイルを放り込みます。
オイルを捨てる商品では、オイルをかたくり粉みたいな粉で、そぼろ状に固めて捨てる製品もありますが、はっきり言って面倒ですし、作業中に周りも手も汚れます。
その点、ポイパックは、入れるだけなのでクリーンな状態で作業できます。
ポイパックはホームセンターでも売ってるし、カー用品を売ってるお店でも買えます。
僕は、近所のオートバックスで買いました。
近所のオートバックスには置いてなかったので、てっきり無くなってしまったのかと思ったんですが、今もポイパック箱型があるみたいです。
まとめ
というわけで、1番カンタンな油性塗料の捨て方は「ポイパックに放り込む」です。
処理後は、一般のゴミで捨てられます。
僕の地域は可燃ゴミ(燃えるゴミ)でした。
自治体によっては不燃ごみ(燃やせないゴミ)になるかもしれません。
あなたが住んでる場所の役所のホームページで確認してみてください。
以上、参考になれば。
ちなみに、この方法は、僕が以前、勤めていた中学校で発見した方法です。
美術の授業で、生徒に油絵を描かせていたんですが、授業後の片付けに、大量の油絵の具と溶き油を捨てないといけませんでした。
それまでは、ビニール袋と新聞紙で捨てるという正攻法で捨てさせていました。
ところが、あまりにも大量なので、生徒も、大人(先生、用務員さん)も絵の具まみれになってしまい、困っていました。
それで、たまたまホームセンターでポイパックを発見したんですよね。
導入後は生徒も、大人も絵の具まみれなることはなくなりました……、というわけです。